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【玉を衒いて石を賈る】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語)

玉を衒いて石を賈る

「玉を衒いて石を賈る」の意味(語源由来・出典・類義語・対義語)

意味

【ことわざ】
玉を衒いて石を賈る

【読み方】
たまをてらいていしをうる

【意味】
外見だけ立派に見せて、中身は価値のないもののこと。

「衒う」は、見せびらかす。見せかける。「賈る」は、売ると同じ。
ことわざ博士
「玉を衒いて石を賈る」ということわざは、見た目だけは美しく立派なものを見せておきながら、実際には価値のないものを売りつけることを指しています。
助手ねこ
おお、それはつまり「外見だけキラキラしてるけど、実際は価値がないものを売りつける」ということやな。

まるでキレイな玉を見せびらかして、結局中身はただの石なんてことやな。

【語源由来】
美しい玉を見せておいて、実際には石を売りつける意から。

【出典】
新唐書しんとうじょ

【類義語】
・羊頭を懸けて狗肉を売る
・牛首を懸けて馬肉を売る
・看板に偽りあり

【対義語】
・看板に偽りなし

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「玉を衒いて石を賈る」の解説

カンタン!解説
解説

「玉を衒いて石を賈る」っていうことわざは、見た目がきれいな玉を見せて、でも実際には中身は価値のない石を売りつけるっていう意味なんだよ。

例えばね、お店で商品を買おうと思って、きれいなパッケージに包まれた商品を見つけたとするよ。でも、実際に中身を見たら、中には安っぽい品物や使えないものが入っていたらがっかりしちゃうよね。それがまさに「玉を衒いて石を賈る」なんだ。

「衒う」っていうのは、見せびらかすことや見た目だけ立派に見せることを意味するんだ。「賈る」は「売る」と同じ意味だよ。

だから、「玉を衒いて石を賈る」っていうことわざは、外見だけきれいで立派に見せかけて、でも中身は実は価値のないものを売ることを表しているんだ。大事なのは見た目だけじゃなくて、中身の価値もしっかり確かめることなんだよ。

「玉を衒いて石を賈る」の使い方

ともこ
思ったよりおいしくない。
健太
試食はおいしかったのにね。試食と売っているものが違うんだろうね。
ともこ
高価なものを試食させて安物を売りつけるなんて、玉を衒いて石を賈るってやつだわ。
健太
これは詐欺の一種だね。
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「玉を衒いて石を賈る」の例文

例文
  1. 百貨店が、玉を衒いて石を賈るようになったらお終いだ。
  2. 国産牛とうたい桐箱に入れて売っていたが、玉を衒いて石を賈るようにアメリカ産の牛肉だった。
  3. 店頭には高価なダイヤモンドが並んでいるが、実際に売るのはくず石で玉を衒いて石を賈ることで儲けている。
  4. どうせ消費者には見抜けないだろうと高を括り、玉を衒いて石を賈る
  5. 玉を衒いて石を賈る店を見つけ、消費者センターに通報した。




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