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「胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す」の意味(出典)
【ことわざ】
胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す
【読み方】
たんはだいならんことをほっし、こころはしょうならんことをほっす
「胆大心小」ともいう。
【意味】度胸や勇気があり、かつ繊細で緻密な心を持つ人間でありたいということ。
なるほどな、つまり「勇敢で、同時に注意深くあれ」っていう意味やな。
勇気を持つことは大切やけど、それだけじゃなくて、細かいことにも気をつけないとあかんってことやな。大きなことに勇気を持つ一方で、小さなことには注意深くなれ、ってことを教えてくれる言葉やな。
【出典】
「旧唐書」
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「胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す」の解説
カンタン!解説
「胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す」っていうことわざはね、人が理想的な性格について語ったものなんだよ。これは、「度胸は大きく、細かいことには注意深くあれ」という意味だよ。
度胸が大きいとは、つまり勇敢で、困難や問題に立ち向かう勇気があるってことだよ。一方で、心が小さいとは、小さなことにも気をつけて、細かい部分にも注意を払うという意味なんだ。
例えばね、サッカーの試合でゴールキーパーがいると想像してみて。ゴールキーパーは、シュートが来た時には勇敢に身を投げ出して守らないといけないから、度胸が必要なんだ。でも、同時に、敵チームの動きやボールの位置、自分の位置など、細かいことにも注意しないといけないんだよ。これが「胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す」っていうことわざの意味なんだよ。
「胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す」の使い方
健太くんは石橋を叩いて渡るタイプね。
慎重なのは良いことだよ。
石橋を叩いて叩いて粉々にして、結局渡れないこともあるわよね。胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すというように、大胆さと注意深さが共存していた方が良いわよ。
僕のことをよく見ているね。
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「胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す」の例文
- やる時はやる。でも行き当たりばったりではなく、細心の注意を払う胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すようなリーダーになりたい。
- 日本人は決定力がないから、世界で生き抜くために、胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すような人間を目指すべきだ。
- 胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すというのに、日本の政治家は決定力不足かつ注意散漫で、新しいことを始めたと思ったらミスの連発で税金の無駄遣いばかりだ。
- 胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲すような人材育成のためには、今の教育では無理だ。
- 決断はすばやく、でも準備も怠らず、胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す人間は頼れる。
これは、「度胸は大きく、かつ注意深くなるべきだ」という教訓を含んでいる。大胆さと同時に細心の注意も必要なのだよ。