【ことわざ】
宝の持ち腐れ
「持ち腐れ」=持っているだけで、いっこうに役立てないこと。
【読み方】
たからのもちぐされ
【意味】
役に立つものを持っているのに、使わないままにしていること。また、優れた才能があるのに、その力を生かさないこと。
【語源・由来】
価値のある宝物を持ちながら、しまい込んで役立てないことにたとえた言い方です。ここでの「腐れ」は、宝石などが本当に腐るという意味ではなく、役立てる機会を失うことを表します。
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「宝の持ち腐れ」の使い方

図書室に新しい星の図鑑が入ったんだって!

そうなんだ。でも、ずっと棚に置かれたままで、まだ誰も借りていないみたい。

それは宝の持ち腐れだね。せっかくだから借りて、星のことを調べてみようよ。

うん! 星座の観察会で、みんなにも紹介できそうだね。
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「宝の持ち腐れ」の例文
- せっかく図書室に立派な図鑑があるのに、誰も読まずにしまったままでは宝の持ち腐れだ。
- きれいな色鉛筆を買ったのに、一度も使わずにしまい込むのは宝の持ち腐れだ。
- 高性能のパソコンがあるのに使い方を学ぼうとしなければ、宝の持ち腐れになるかもしれない。
- 絵を描くのが得意な姉は、作品を発表する機会がなく、才能が宝の持ち腐れになっていた。
- 使わずに保管されていた体育用具を授業で活用すれば、宝の持ち腐れにならずに済む。
- 料理を学んだのに一度も作らないのでは、身につけた技術が宝の持ち腐れになってしまう。
- 経験豊富な人の知恵を生かせずにいるのは、宝の持ち腐れだろう。
参考:小学館『デジタル大辞泉』『日本国語大辞典』『ことわざを知る辞典』「宝の持ち腐れ」
「宝の持ち腐れ」の文学作品などの用例
天性の麗質も、それを更にいろいろな方法で磨かなければ、ほんとうの意味で人間としての魅力にはならないので、もしそれだけで満足するようなことがあれば、天性の麗質は宝の持ち腐れとなるばかりでなく、そういう俳優の末路は、むしろ一段と不幸なのです。(岸田国士の俳優論理より)
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「宝の持ち腐れ」を英語で言うと?
「宝の持ち腐れ」の英語表現をご紹介します。
※英語の声:音読さん
Between treasure buried under the ground and wisdom kept hidden in the heart there is no difference.
- 意味:地中に埋められた宝物と、胸中に秘められた英知の間には、何の差異もない。



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