「長者富に飽かず」の意味(類義語)
【ことわざ】
長者富に飽かず
【読み方】
ちょうじゃとみにあかず
【意味】
金はたまりだすと、それで満足するというものではなく、人の欲にはきりがないことをいう。
「長者富に飽かず」ということわざは、たくさんの富を持っている人でも、まだまだ欲しいと思うことがあるという意味があるんだよ。
なるほどな。つまり、「たとえもう十分に金持ちやのに、まだまだ金がほしい」ってことやな。
人間の欲っていうのは底なしやから、いつでも「もっと!」って思っちゃうんやな。お金や物事に対して、満足するっていうことは大事やな、これは。
【類義語】
・灰吹きと金持ちは溜まるほど汚い
・掃き溜めと金持ちは溜まるほど汚い
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「長者富に飽かず」の解説
カンタン!解説
「長者富に飽かず」っていうことわざは、お金持ちであっても、もっとお金が欲しいと思ったり、満足しなかったりするんだっていうことを表しているよ。人って、持っているものが増えれば増えるほど、さらに多くを求めることが多いんだよね。
例えば、お年玉で1万円もらってうれしかったけど、次は2万円が欲しいって思ったり、ゲームで一つのレアなアイテムを手に入れたら、次はもっとレアなアイテムが欲しくなったりするのが人の性格なんだ。
「長者」っていうのは、お金持ちの人のこと。そして「富に飽かず」は、お金や富に対して満足しないっていう意味。だから、このことわざは「どんなにお金持ちでも、欲は尽きない」ということを教えてくれているんだ。それで、我々に「物を持っているだけでは本当の幸せは得られない」ということを考えさせてくれる言葉なんだよね。
「長者富に飽かず」の使い方
お金持ちなのに、あの人は強欲ね。
長者富に飽かずっていうからね。
世界一の長者になったら満足するかな。
自分の上がいなくなったら、さすがに満足するかもね。
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「長者富に飽かず」の例文
- 人の欲望には限界というものがなく、長者富に飽かずだ。どんどん欲しくなるのが人の常だ。
- 長者富に飽かずというから、人類が滅亡するまでその欲は止まらないだろう。
- 豪邸に住んでいるのにまだ金が欲しいらしい。長者富に飽かずだな。呆れて物も言えない。
- 物欲は満たされるということがなく、あれを手に入れたらそれに合うこれが欲しいということになる。長者富に飽かずというから、貧しい方が満ち足りているのかもしれない。
- 買っても買っても心満たされないのは、長者富に飽かずというやつか、それとも買い物依存症なのか。