「敵は仮す可からず時は失う可からず」の意味(出典)
【ことわざ】
敵は仮す可からず時は失う可からず
【読み方】
てきはかすべからずときはうしなうべからず
【意味】
敵に情けは無用。攻撃の時期を見誤ってはいけない。
「仮す」は、ゆるめる。見逃す意。
ああ、それは要するに、「敵と戦う時は迷わんと、しっかりやらなあかん」ってことやな。ちょっとでも情けをかけたり、タイミングを逃したりしたら、あかんことになるんやな。
あんまり甘えんと、いざという時にはしっかりやることが大事やね。相手に気を使うばかりでは、結局自分が困るっていう、厳しい世界のお話やな。
【出典】
「史記」
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「敵は仮す可からず時は失う可からず」の解説
カンタン!解説
「敵は仮す可からず時は失う可からず」っていう言葉はね、ちょっと言葉が難しいけど、大事なことを教えてくれるんだよ。
これは、もし敵(てき)がいるとき、つまり、ちょっと困った相手がいるときに、気をつけないといけないことを言ってるんだ。敵に対して情けをかけるとか、大事なタイミングを逃すと、結局自分が困ってしまうことがあるから、気をつけないといけないんだよ。
たとえば、ゲームで勝負する時に、相手が強そうでも、気を抜いたり甘く見たりしないように、全力でやらないといけないっていうことだね。それと同じで、困ったことが起こるかもしれない時には、しっかりと準備して、慎重に行動することが大事だよ。
このことわざは、単に戦うことについてだけじゃなくて、人生で大切なことに対しても、注意深く、ちゃんと考えて行動することが必要だって、教えてくれてるんだよ。
「敵は仮す可からず時は失う可からず」の使い方
ここで僕たちが勝ったら三年生はこれで引退なんだね。何だかかわいそう。
敵は仮す可からず時は失う可からずって言うじゃないの。情けは無用よ。
そうだね。何甘っちょろいことを言っているんだろう。
情けをかける方が相手に失礼だから、真剣勝負をしましょう。
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「敵は仮す可からず時は失う可からず」の例文
- 勝つには能力だけでなくタイミングも大事で、敵は仮す可からず時は失う可からずという。
- 敵に同情するとひどい目にあう。敵は仮す可からず時は失う可からずと自分を戒める。
- 敵のお涙ちょうだいの演技に騙されて情けなんてかけるから、情けない負け方をするんだ。敵は仮す可からず時は失う可からずと言うだろう。
- 勝機を逸すると、勝利の女神さまにそっぽをむかれるので敵は仮す可からず時は失う可からずだ。
- 戦うと決めたら油断したり情けをかけてはいけない。敵は仮す可からず時は失う可からずというから、戦いに集中せよ。
時機を逃してしまうと、反対に敵にやられてしまうことの警告となっているんだよ。