「天道人を殺さず」の意味(英語)
【ことわざ】
天道人を殺さず
「天道人を殺し給わず」ともいう。
【読み方】
てんどうひとをころさず
【意味】
天は慈悲深く人を見捨てるようなことはしない。
なるほど。つまり、どんなにつらいことがあっても、天は最終的には助けてくれるということやな。
いつも天の慈悲に守られてるってわけや。人生で困ったことがあっても、諦めずに信じ続けることの大切さを教えてくれる言葉やね。
【英語】
God tempers the wind to the shorn lamb.(神は毛を刈り取られた子羊には風を和らげる)
【スポンサーリンク】
「天道人を殺さず」の解説
カンタン!解説
「天道人を殺さず」っていうことわざは、天は本当に優しくて、人々を見捨てることはしないっていう意味だよ。
簡単に言うと、ちょっとつらい時や困難な時期があったとしても、結局はなんとかなるものだよ、ということを教えてくれるんだ。
だから、この言葉を思い出して、辛い時や困った時には、必ず助けが来ると信じて頑張ることが大切だよ。天は私たちの味方で、最後まで見捨てないんだよ。
「天道人を殺さず」の使い方
つらいなあ。嫌なことばかりだ。
天道人を殺さずっていうから、きっと何とかなるわよ。
そうかなあ。悩みの出口が見えないけどな。
神様は、頑張る人を見捨てないわよ。
【スポンサーリンク】
「天道人を殺さず」の例文
- あまりに不運が続き神の存在を疑うこともあるが、天道人を殺さずというからきっと救ってくださると信じている。
- 神様は平等に人類を愛して、天道人を殺さずというように、人類すべてを見捨てない。
- 天道人を殺さずといい、天はちゃんと人のすることを見ていて、困った人に手を差し伸べる。
- どうしようもできなくなった時に、天道人を殺さずというように神様の助けを感じる時がある。
- 天道人を殺さずというから、困った状況になったらどうしょうと心配せず思いっきりやってみる。神様が何とかしてくださるはずだ。
「天道人を殺さず」の文学作品などの用例
「向うも身分があらっしゃるから、うっかり言葉をかけて失敗っちゃあ詰らねえ、いったいどこの店へお入りなさるんだか、心静かに見届けておいての上……ああ、天道人を殺さずとはよく言ったものだ、金助がこうして詰らなく泳いでいるのを、天が哀れと思召せばこそ、ああしていい殿様を授けて下さる」(中里介山の大菩薩峠より)
どんな困難な状況でも、天は最後には救いの手を差し伸べてくれるという信仰や考えを示しているんだよ。