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「時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとし」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとし
【読み方】
ときにしたがうものはなおひをすくいぼうじんをおうがごとし
【意味】
チャンスは失いやすいということ。
「亡人」は、逃げていくもの。
「時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとし」ということわざは、好機やチャンスは逃しやすいという意味を持っているんだよ。
ええ!?それは、ちょっと待ってるだけで大事なチャンスを逃してまうってことやな。
うーん、ホンマに、チャンスはすぐにつかまんと、あっという間に逃げていっちゃうんやな。待っとる時間なんてないってことやね。
【出典】
「国語」
【語源由来】
時期に乗ずるのは、火事を消しに行ったり、逃亡者を追いかけたりするようなもので、一刻を争うということ。
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「時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとし」の解説
カンタン!解説
「時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとし」という言葉は、チャンスや好機は非常に取り逃がしやすいという意味を持っているんだよ。
この言葉を分解してみると、
- 「時に従う者」は、タイミングやチャンスに乗じようとする人のこと。
- 「猶火を救う」は、火が消えそうな状態を何とか救う、つまり、消えかけの火を何とか維持しようとすること。
- 「亡人を追うがごとし」は、「亡人」、つまり逃げていくもの、を追いかけるような状態を表している。
つまり、この言葉全体で、チャンスや好機を掴もうとするとき、それは消えかけの火を維持しようとしたり、逃げる人を追いかけるように、非常に難しいと言っているんだ。だから、チャンスや好機が訪れたときは、迅速に行動しないと、それはすぐに失われてしまうことを意識するといいね。
「時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとし」の使い方
健太くん。サッカー留学の件を迷っているの?
そうなんだ。どうしようかな。
時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとしよ。この先、また声をかけてもらえるかどうかなんてわからないのよ。
そうだよね。迷っている場合じゃないか。
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「時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとし」の例文
- 時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとしというから、チャンスは二度と来ないと思っていた方がいい。
- 二の足を踏んでいる間に、チャンスが他の人のものになった。まさに、時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとしだった。
- 多くの人がチャンスを望んでいるし、時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとしだから、チャンスはすぐにつかみ取るべきだ。
- 好機は一瞬で過ぎ去るものだ。時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとしというから、見逃さないよう注視したい。
- 貪欲にチャンスを狙う姿勢でいないと、時に従う者は猶火を救い亡人を追うがごとしだ。