「取らずの大関」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
取らずの大関
【読み方】
とらずのおおぜき
【意味】
実際の実力を示したこともないのに、偉そうに振る舞う者のこと。
「取らずの大関」ということわざは、実際には何の実績もないのに、高ぶって偉そうに振る舞う人を指す言葉だよ。
あらら、それは言うなれば、見かけだけの大物ってことやな。本当の力を見せたことないのに、なんだかんだで偉そうにしてるやつのことを言うわけや。
形だけの大関で、中身はないってわけやな。見かけにだまされんと、ちゃんと本当の実力を見ることが大切やな。
【語源由来】
実際に相撲をとって見せたことのない大関の意から。
【類義語】
・抜かぬ太刀の功名
【スポンサーリンク】
「取らずの大関」の解説
カンタン!解説
「取らずの大関」っていう言葉はね、実際にすごいことをしたわけでもないのに、すごいと思われたいからって偉そうに振る舞ってる人のことを指すよ。
例えるなら、相撲でいう大関っていうのは、すごく上のランクの力士のことだよ。でも、「取らずの大関」は、実際に相撲を取ったこともないのに大関って言ってる人のこと。つまり、本当の実力なしで、ただの見栄っ張りってことだね。
だから、この言葉を使うと、実力を見せてないのに大きなことを言ってる人や、見栄を張ってる人のことを指してるんだよ。
「取らずの大関」の使い方
彼は取らずの大関だよね。実力がないのに、偉そうだ。
王族の血筋だからね。
こんな風に彼を批判すると、庶民のひがみって言われるんだ。
平等な社会のはずなのにおかしいわよね。
【スポンサーリンク】
「取らずの大関」の例文
- 社長にかわいがられているから誰も表立って文句は言えないが、彼は取らずの大関のように無能なくせに威張っている。
- 能力がないのに取らずの大関だから、腹が立つ。せめて無能なら無能で大人しく存在感を消していて欲しい。
- 彼は取らずの大関なので、多くの人に嫌われていて敵が多い。
- 実力主義の会社のはずなのに、好き嫌いで人事評価をするやつがいるから取らずの大関がいなくならない。
- あざとい彼女は能力が無いのに権力があり、取らずの大関だ。部下は彼女のことを軽蔑しているから、一触即発状態だ。