「虎狼より人の口恐ろし」の意味
【ことわざ】
虎狼より人の口恐ろし
【読み方】
とらおおかみよりひとのくちおそろし
【意味】
虎や狼に遭遇しても逃げられるが、人のうわさや悪評から逃げると余計に怪しまれてしまう。うわさや悪評から逃げることはできないということ。
「虎狼より人の口恐ろし」という言葉は、人間の言葉の力や影響力を強調するたとえだよ。
うんうん。噂や悪口は「無形」やけど、その影響は「有形」なものよりも深く、長く続くことがあるんや。
だから、人の口は虎や狼よりも怖いって言われるんやろうね。
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「虎狼より人の口恐ろし」の解説
カンタン!解説
「虎狼より人の口恐ろし」っていう言葉はね、人の悪口やうわさ話は、虎や狼と遭遇するよりも怖いことだよ、って言ってるんだ。
考えてみてね、もし森で虎や狼に出会っちゃったら、すぐに逃げれば大丈夫だよね。でも、学校や町で悪口やうわさをされたら、どう逃げることができる?逃げたら、もっと怪しまれちゃうし、悪口が増えちゃうかもしれないよね。
だから、この言葉は、人の言葉やうわさの力って、すごく強くて、時には怖いことを教えてくれるんだ。人との関係は大切にしないと、どんなトラブルが起こるかわからないってことだよ。
「虎狼より人の口恐ろし」の使い方
批判を恐れてか、彼は表舞台に出なくなったね。
虎狼より人の口恐ろしっていうから、謝罪会見は早い方がいいのにね。
一刻も早く謝罪会見をすれば、人の噂も七十五日っていうように忘れられていくのにね。
プライドが高すぎて謝罪できないんでしょうね。
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「虎狼より人の口恐ろし」の例文
- 世論が企業や政府を倒すこともあるから、虎狼より人の口恐ろしだ。
- 権力で何でももみ消せると思ったら大間違いだ。虎狼より人の口恐ろしというように、人の噂からは逃れられない。
- 店員の客への横柄な態度がtwitterで一気に拡散された。虎狼より人の口恐ろしだから、早く火消しをしないといけない。
- 虎狼より人の口恐ろしというように、悪口ほど怖いものはない。尾鰭や背鰭がついて広まるとなお怖い。
- 噂も悪口も勝手に言わせておけばいいと、静観していたのがまずかった。虎狼より人の口恐ろしというように、どんどんまずい状況になっていった。