「情けは質に置かれず」の意味(類義語)
【ことわざ】
情けは質に置かれず
「情けは質に置かれぬ」ともいう。
【読み方】
なさけはしちにおかれず
【意味】
同情する気持ちだけでは何の足しにもならない。同情の気持ちは質草にならず助けにならない。
「情けは質に置かれず」という言葉は、単に同情や気持ちだけでは困っている人の実際の困難を解決する助けにはならない、という意味を持っているんだよ。
あー、それは「気持ちだけじゃ、人の困りごとを助けられへん」ってことやな。
例えば、誰かがお金困ってるときに、『えらいなぁ、大変やね』って言うだけじゃあ、その人の困った状況は変わらんわけや。行動も大事やね、これは。感じるだけやなく、ちゃんと手を差し伸べることが大切なんやな。
【類義語】
・情けの酒より酒屋の酒
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「情けは質に置かれず」の解説
カンタン!解説
「情けは質に置かれず」っていうことわざは、ただ同情して「かわいそうに」と思うだけでは、困っている人の助けにはならないって意味だよ。
たとえば、友達がお金がなくて困ってるとしよう。その友達に「大変だね、かわいそうに」と思うだけでは、友達の問題は解決しないよね。実際に助けてあげる行動を起こさないと、その気持ちは友達の助けにはならないんだ。
このことわざは、ただ気持ちだけでなく、実際の行動も大切だって教えてくれてるんだよ。感じた気持ちを実際の行動に変えることが、真の助けになるんだね。
「情けは質に置かれず」の使い方
ご飯をたべることができない子が、この日本にもたくさんいるんだね。
情けは質に置かれずというから、支援してあげてよ。
僕のお小遣いは残り100円なんだ。
支援金を集める方法を考えないとね。
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「情けは質に置かれず」の例文
- テレビ画面越しにあわれみ泣くことは誰にでもできる。情けは質に置かれずというから、彼等の本当の救いとは何か考える。
- 情けは質に置かれずというように、千羽鶴を被災地に送っても意味がない。大量の水と食料をもって駆けつけよう。
- 励ましの言葉は腹の足しにならないし、情けは質に置かれずという。困っている人の真の助けになるようなことをしたい。
- 同情しても情けは質に置かれずといい、相手は救われない。
- 窮地に立たされている時、情けは質に置かれずだ。問題解決に導いてくれるような言葉ならまだしも、同情はいらない。