【ことわざ】
情けに刃向かう刃無し
【読み方】
なさけにはむかうやいばなし
【意味】
心からの思いやりで情けをかけてくれる人に対しては、誰も刃向かえないということ。
【語源・由来】
真の愛情や誠意をもって人に接すれば、どんな者でも乱暴な行動に出ることはできず、穏やかに従うしかない、ということから、真心は腕力や武器よりも強いというたとえ。
【類義語】
・仁者に敵なし
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「情けに刃向かう刃無し」の使い方

ともこちゃんは普段からみんなに親切だから、情けに刃向かう刃無し、反抗する人がいないよね。

そんなことはないわよ。

いやいや、そうだよ。ともこちゃんが学級委員をやったクラスは、反抗する生徒がいないから、まとまりがいいもの。

そんなことないって。健太くんはいつも言うことをきかないもの。
「情けに刃向かう刃無し」の例文
- 情けに刃向かう刃無し、いつも穏やかで親切な彼が言うならしょうがないと言って、反対するものは誰もいなかった。
- こちらが武力を放棄して、相手の文化や歴史的背景をくみ取りながら、親切に対応すれば、情けに刃向かう刃無し、戦争は無くなると思います。
- 情けに刃向かう刃無し、あの先生は差別をする事無く誰にでも優しいので、ガキ大将ですら逆らわない。
- 情けに刃向かう刃無し、子供を頭ごなしにガミガミ怒ってばかりいるから、言うことをきかないんだよ。
- 情けに刃向かう刃無し、誠意をもって接すれば、制裁も武器も暴力もいらない。