「南山の寿」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
南山の寿
【読み方】
なんざんのじゅ
【意味】
命や事業が長く続くこと。長寿を祝うことば。
「南山」は、中国陝西省西安市の南にある終南山。昔から堅固で崩れない物事にたとえられ、名勝・古寺が多い。
おお、それは素敵な言葉やな!「ずーっと続く長寿や事業をお祝いする」ってことやな。山が崩れずにずっとそこにあるみたいに、人の命や仕事も長く続いてほしいって願いが込められてるんやね。
これは誕生日とか記念日に使うと、喜ばれる言葉やな!南山みたいに長生きできるように、みんなで健康に気を使おうな!
【出典】
「詩経」
【類義語】
・彭祖の寿
【スポンサーリンク】
「南山の寿」の解説
カンタン!解説
「南山の寿」っていう言葉はね、「詩経」というとても古い詩の中に出てくる言葉で、南の山(終南山という山)がずっと崩れないで立ち続けるように、人の命が長く続くこと、または事業やいいことがずっと続くことを表しているんだよ。
この言葉は、特におじいちゃんやおばあちゃんの誕生日とか、長寿をお祝いする時に使われることが多いんだ。「南山の寿」を言って、「あなたの命が本当に長く続きますように」というお祝いの気持ちを伝えるんだね。
だから、「南山の寿」っていうのは、「長生きしてね」とか「これからもずっと元気でいてね」という素敵な意味を込めた言葉なんだよ。
「南山の寿」の使い方
明日はレストランを貸し切ってパーティーだ。
何かのお祝い?
おじいちゃんの南山の寿を祝うんだよ。
孫に南山の寿を祝ってもらえるなんて幸せね。元気で長生きしてほしいわね。
【スポンサーリンク】
「南山の寿」の例文
- 創業300年。南山の寿おめでとう。この後も300年続きますように。
- 南山の寿と改めて祝われると、90歳になっても照れるなあ。
- 年老いて煙たがられる存在になる人もいる中で、南山の寿という言葉をもらえるとうれしい。
- 遠くに住む孫から、南山の寿のメッセージカードが届き、よっしゃじいちゃんもっと長生きするぞと気合が入る。
- 不景気を乗り越え長く経営できるよう、南山の寿となるよう祈る。
これを使って、人の長寿や事業がいつまでも続くことを祝福する言葉として使うんだよ。