「盗人も戸締り」の意味(類義語)
【ことわざ】
盗人も戸締り
【読み方】
ぬすびともとじまり
【意味】
泥棒でも自分の物を盗まれないよう戸締りをする。人に害を与えるが、害を被りたくないということ。
ほんなら、これは「盗人も自分の物を守るためには戸締りをする」ということやな。盗人でも自分の持ち物を盗まれたくないから、ちゃんと戸締りするってことやね。
自分が盗む人であっても、自分の物は守りたいっていう皮肉が込められてる言葉やな。自分にとって大事なものは、どんな人でも守るもんやってことや。
【類義語】
・盗人も我が家の用心
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「盗人も戸締り」の解説
カンタン!解説
「盗人も戸締り」という言葉は、盗人であっても自分の家や財産を盗まれたくないために戸締りをする、つまり自己の利益や安全を守るためには誰もが注意を払うという意味を持っていることわざなんだよ。
この表現は、盗人であっても自分の家が盗まれることを望まないという皮肉な事実を指しているんだね。つまり、たとえ道徳的には問題がある行動を取る人であっても、自分の利益や安全は守ろうとするという人間の一般的な傾向を示しているんだ。
たとえば、盗人が他人の家を盗むことには躊躇しないものの、自分の家が盗まれることには厳重な警戒をするという状況にこの言葉を使うことができるよ。このことわざは、人間が自分の利益や安全を優先する傾向を示しており、その矛盾を指摘しているんだね。
「盗人も戸締り」の使い方
健太くん。鍵をかけた?
多分、大丈夫。
盗人も戸締りというわよ。戸締りはしっかりしないとだめよ。
盗んだもので生活している泥棒でも、盗まれたくなんだね。
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「盗人も戸締り」の例文
- 高層階だからと鍵を開けっぱなしにするのは良くないな。盗人も戸締りというくらい、戸締りは大事なんだ、
- 出かける時は、カギと火元の確認を怠らないこと。盗人も戸締りというのに、素人が油断しちゃだめだ。
- 盗人も戸締りだから、戸締りは有効な防犯手段なんだよ。警備保障会社と契約するのもありだけど、戸締りは必要不可欠だ。
- 空き巣被害が増えているというから、盗人も戸締りのごとく我が家も鍵のかけ忘れに注意する。
- 泥棒よけに犬を飼っても、泥棒が手なづけたり睡眠薬をもったらお終いだ。盗人も戸締りというし、鍵をしっかりかけることが一番大事だと思う。
どんな人であっても、自己の利益や安全を守るためには必要な手段を取るということを表しているんだね。