「濡れぬ先こそ露をも厭え」の意味(語源由来・類義語・英語訳)

【ことわざ】
濡れぬ先こそ露をも厭え
【読み方】
ぬれぬさきこそつゆをもいとえ
【意味】
濡れないうちは露に濡れるのさえ嫌なものだが、いったん濡れてしまうとどんなに濡れても気にならなくなるということ。過ちを一度犯すと、何度繰り返しても平気になる、またはもっとひどいことを平気でするようになるというたとえ。


【語源・由来】
体が乾いているときは、少しでも濡れないようにと露をも避けようとするが、いったん濡れてしまえば、濡れることなどかまわなくなってしまうということから。
【類義語】
・雨に濡れて露恐ろしからず
・一度ぐらいの一度が大事
・尾を踏まば頭まで
・毒を食らわば皿まで
【英語訳】
Dry feet dread the dew
Let a woman once lose her purity, and she has nothing more to lose
When a woman has once lost her virtue, she will shrink from no crime.
Let a woman once lose her chastity, and she will shrink from nothing.
「濡れぬ先こそ露をも厭え」の解説
「濡れぬ先こそ露をも厭え」は、まだ衣服が乾いているときはわずかな露でも濡れたくないのに、一度濡れてしまえば、それ以上濡れることへの抵抗が薄れるというたとえだよ。
そこから、最初は悪いことへの抵抗があっても、一度過ちを犯すと、同じことやもっと大きな過ちにも慣れてしまうことがあるという意味で使われるんだ。
「一度失敗した人は必ず繰り返す」という意味ではないよ。過ちへの抵抗が薄れてしまう心理を戒める言い回しとして理解するとよいね。
「濡れぬ先こそ露をも厭え」の使い方




「濡れぬ先こそ露をも厭え」の例文
- 濡れぬ先こそ露をも厭えというように、一度悪に手を染めると、繰り返すものだ。
- 濡れぬ先こそ露をも厭えというように、悪い事は一度だけのつもりだったのに、味をしめて繰り返してしまった。
- 濡れぬ先こそ露をも厭えというように、すぐに足を洗おうと思ったのに、犯罪を手伝うことに平気になってしまった。
- 濡れぬ先こそ露をも厭えというように、最初は怖かったが、仲間と繰り返し万引きするうちにゲーム感覚になってしまった。




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