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【盗人が盗人に盗まれる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

盗人が盗人に盗まれる

「盗人が盗人に盗まれる」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
盗人が盗人に盗まれる

【読み方】
ぬすびとがぬすびとにぬすまれる

【意味】
上には上がいるということ。

ことわざ博士
「盗人が盗人に盗まれる」ということわざは、どんなに巧妙な盗賊であっても、もっと上手な盗賊に盗まれることがあるという意味を持っているんだよ。
助手ねこ
なるほどなあ。つまり、「どんなにうまい盗人でも、もっとうまい盗人がおる」ってことやな。自分がどれだけ優れていると思っても、それを上回る人や技術があるっていうことを示してるんや。

このことわざは、常に謙虚でいることの大切さや、いつでも学ぶ心を持つべきだということを教えてくれてるんやな。自分よりも上の人がいることを忘れずに、常に成長しようとする姿勢が大事やってことや。

【語源由来】
人の物を盗もうとした者が他の盗人に自分の物を盗まれるということから。

【類義語】
・誑しが誑しに誑される
・盗人の上前を取る

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「盗人が盗人に盗まれる」の解説

カンタン!解説
解説

「盗人が盗人に盗まれる」ということわざは、「上には上がいる」という意味を含んでいて、たとえどんなに巧みな泥棒でも、自分よりも上手な泥棒に物を盗まれることがあるという意味を持っているんだよ。

この言葉は、文字通りには泥棒が他の泥棒によって盗まれる状況を表しているんだけど、それを一般的な状況に当てはめると、「どんなに技術がある人でも、それを上回る人がいる」ということを教えてくれるんだ。

たとえば、スポーツやビジネスの世界で、自分がトップだと思っていても、常に自分より優れた人がいることを意識させる。このことわざは、自分の能力に過信せず、常に謙虚であるべきだという教えも含んでいるんだね。

「盗人が盗人に盗まれる」は、どんな分野でも上には上がいるという現実を示しており、自分がどれほど優れていると思っていても、常に注意深く、学ぶべきことがあるということを教えてくれる言葉なんだ。

「盗人が盗人に盗まれる」の使い方

健太
僕は、世界一文章を書く力があると思っていたのにな。
ともこ
盗人が盗人に盗まれるっていうからね。
健太
井の中の蛙だったな。
ともこ
世界は広いことにようやく気が付いたか。
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「盗人が盗人に盗まれる」の例文

例文
  1. 自分は最高の人間だと思っていたが、東大に行くと盗人が盗人に盗まれると気付く。
  2. 盗人が盗人に盗まれるように、より優れた人はたくさんいるが、給料がもらえて生きていけるレベルなら十分だ。
  3. イケメンだと自分で思っていたが、盗人が盗人に盗まれるごとく渋谷にははっとするようなイケメンがたくさんいる。
  4. 絵を描いても描いても盗人が盗人に盗まれるから、自信を無くす。
  5. ギネス取得だと思った次の瞬間に更新され、盗人が盗人に盗まれるというやつだなとがっかりする。でもまたがんばるぞ!

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