「布は緯から男は女から」の意味(類義語・英語)
【ことわざ】
布は緯から男は女から
【読み方】
ぬのはぬきからおとこはめから
【意味】
布の価値が横糸次第であるように、男の価値はその妻の心がけ次第である。
男性の価値や質は、その妻の支えや影響によって大きく左右されるってことを教えてくれる言葉やな。配偶者の重要性を示す言葉や。
【類義語】
・布は縦から男は女から
・男は妻から
【英語】
A good wife makes a good husband.(良き妻はよき夫を作る)
「布は緯から男は女から」の解説
「布は緯から男は女から」という言葉は、織物の質が横糸(緯)によって決まるのと同じように、男性の品格や成功はその配偶者や女性の影響に大きく依存するという意味を持っていることわざなんだよ。
この表現は、「緯」が織物の横糸を指すことから、布の品質が横糸の質によって左右されることを例えに使っているんだね。同様に、男性の生き方や社会での地位は、その妻や女性パートナーの心がけや影響によって大きく変わるという考えを示しているんだ。
たとえば、男性が社会で成功するためには、その背後で支える女性の存在が重要であり、女性が家庭内でどのように行動し、男性をサポートするかが、男性の成功に大きく影響するということをこの言葉は教えてくれるんだ。
「布は緯から男は女から」ということわざは、配偶者やパートナーの影響が個人の成功に及ぼす重要性を示しているんだね。このことわざは、人間関係の中での相互の影響や協力の価値を強調している言葉なんだ。
「布は緯から男は女から」の使い方
「布は緯から男は女から」の例文
- だらしない健太が改心したようだ。布は緯から男は女からっていうから、これは彼女ができたんだろうな。
- 内助の功のお陰で、あの大名は城主になれた。布は緯から男は女からだ。
- 結婚したら魅力的になる男性がいるが、布は緯から男は女から、奥さんの心がけが良いんだろう。
- 同期で一番出世できない男健太が、布は緯から男は女からのごとく嫁を貰ってから出世し始めた。
- 布は緯から男は女からというから、嫁次第で変わることもある。今は梲が上がらなくても、結婚したらわからないよ。