「寝鳥を刺す」の意味(類義語)
【ことわざ】
寝鳥を刺す
【読み方】
ねどりをさす
【意味】
油断している者の不意をついて害を与えること。抵抗しない者を容赦なく襲うさま。
「寝鳥を刺す」という表現は、相手が油断しているときに、予期せぬ攻撃をして陥れることを意味しているんだよ。
ほなら、相手が気を抜いてるときに、ひょっこりと出てきて困らせるってことやな。
まるで寝てる鳥にそっと近づいて刺すみたいに、相手が油断してる隙に突っ込むってわけやね。油断大敵やってことやな。
【類義語】
・寝首を掻く
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「寝鳥を刺す」の解説
カンタン!解説
「寝鳥を刺す」ということわざは、相手が油断しているときに不意を突いて攻撃したり、陥れたりすることを意味しているんだ。この表現は、眠っている鳥を捕まえるという状況から来ているんだよ。「寝鳥」とは、ねぐらで眠っている鳥のことで、そういう鳥は警戒心が低く、簡単に捕まるということから、この言葉が生まれたんだ。
このことわざは、相手が最も警戒を緩めているとき、つまり最も脆弱な状態のときに攻撃するという戦略や行動を表しているんだね。たとえば、競争相手が気を抜いているときに、ビジネスで一気に先を越すような行動や、スポーツの試合で相手が疲れているときに得点を決めるような戦術がこれにあたるんだ。
「寝鳥を刺す」は、機を見るに敏な行動や、相手の弱点をつく戦略の重要性を示しているんだ。ただし、この表現は時として狡猾で不正直な行動を連想させることもあるから、使う際にはその文脈に注意が必要だよ。
「寝鳥を刺す」の使い方
やつらは寝鳥を刺すように、油断している所を狙って来るんだ。
あんなに小さいのに頭がいいわよね。
蚊って病気を運んで人を殺すこともあるし、もしかして最強生物なんじゃないかな。
繁殖力もすごいしね。最近、冬もあたたかくて蚊が生き延びているから、油断できないのよね。
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「寝鳥を刺す」の例文
- 寝鳥を刺すような無差別殺傷事件が起きた。
- 敵兵が、寝鳥を刺すみたいに村人を襲った。
- 健太くんにはもう抵抗する気力がないだろうから、寝鳥を刺すようにたやすく捕らえられる。
- 彼等は酒を飲んで油断している。寝鳥を刺すチャンスだ。
- 敵陣営が浮かれて警戒心が薄れている所にトロイの木馬作戦で、寝鳥を刺すことに成功した。