「鼠が塩を引く」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
鼠が塩を引く
【読み方】
ねずみがしおをひく
【意味】
些細なことでも繰り返すことで、大事につながる。こそこそと物事を行うこと。
これは、小さなことが結果的に大きな影響を与えることを教えてくれる言葉やわ。些細なことでも軽視せず、注意深く対処することの大切さを示してるんやな。
【語源由来】
鼠が塩をとっていくのは少量ずつだが、度重なると大量になることから。また、鼠が塩をとっていくようすから。
【類義語】
・塵も積もれば山となる
「鼠が塩を引く」の解説
この言葉、「鼠が塩を引く」というのはね、ネズミが少しずつ塩を運んでいくと、最初は気づかないけど、だんだんと塩の量が減っていって、最終的にはすっかりなくなってしまうっていう意味なんだよ。
たとえば、お菓子を毎日少しずつ食べていると、最初はたくさんあるから気にならないけど、いつの間にか全部なくなってしまうことがあるでしょ。それが「鼠が塩を引く」っていうことなんだ。
このことわざは、小さなことでも積み重なると大きな影響が出るって教えてくれるんだよ。だから、ちょっとしたことでも注意しておくことが大切だっていうことを示しているんだね。例えば、宿題を毎日少しずつやらないと、いつの間にかたくさん溜まってしまうこともあるから、毎日少しずつやることが大事なんだよ。
「鼠が塩を引く」の使い方
「鼠が塩を引く」の例文
- 鼠が塩を引くみたいに、こそこそと何をやっているんだ。
- 彼は全員退社したのを確認してから、鼠が塩を引くようにこっそり何事かをやっているんだ。
- 些細なことでも、鼠が塩を引くように、大きな問題につながるから無視できない。
- 最初は違和感程度だったが、鼠が塩を引くごとく誰が見ても明らかな問題となった。
- 一個の消しゴムを万引きしても大したことがないと思う?鼠が塩を引くように、それが重なると店にとって大きな損害になるんだよ。