「能なし犬の高吠え」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
能なし犬の高吠え
【読み方】
のうなしいぬのたかぼえ
【意味】
役立たずな者ほど不必要な時に騒ぎたて、大口をたたくものだ。
「能なし犬の高吠え」ということわざは、本当に能力がない人ほど、大きな声で自分を主張しようとすることを表しているんだよ。
へぇ〜、そういうことかいな。つまり、「できもせんくせに大声で騒ぐ人がおるんやな」ってことやな。本当にええことをしてる人は、そんなに騒がずにひっそりとやってるもんやもんな。
大声だけが取り柄の人は、本当は何もできてへんってことやね。
【類義語】
・能なし犬は昼吠える
・能なしの口叩き
・鳴く猫は鼠を捕らぬ
【対義語】
・能ある鷹は爪を隠す
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「能なし犬の高吠え」の解説
カンタン!解説
「能なし犬の高吠え」ということわざはね、役に立たない人や物が、必要もないのに大きな声を出したり、目立とうとすることを言っているんだよ。
例えば、サッカーで全然うまくないのに、すごく自慢ばっかりしている子がいたら、その子が「能なし犬の高吠え」っていう感じなんだ。本当に上手な人は、そんなに大きな声で自慢しなくても、実力で示すんだよね。
このことわざでは、「能なし犬」というのは、本当は役に立たないのに、自分がすごいと思っている人のこと。そして「高吠え」というのは、大きな声で吠えること、つまり、自分を必要以上にアピールすることを言っているんだよ。
だから、このことわざは、「本当に役立つ人は静かだけど、役立たない人ほど大声で自慢する」という意味なんだね。実力がある人は、自分を見せつける必要はないってことを教えてくれているんだよ。
「能なし犬の高吠え」の使い方
俺に逆らったら大変な目にあうんだぞ。
能なし犬の高吠えね。大したことがない奴ほど大口をたたく。
そんなこと言って、後で悔いても知らないから。僕の父さんは怖いんだぞ。
虎の威を借りる狐?ださいわね。
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「能なし犬の高吠え」の例文
- 「俺はすごい」「俺って天才」という人は、能なし犬の高吠えのごとく無能なんだ。
- 「あんなの大したことない。自分ならもっと素晴らしい作品にできる」なんて、能なし犬の高吠えだよ。口ばかりで、できるわけがない。
- 「日本代表はセンスがないな。僕ならあんな戦い方をしない」っていうけど、能なし犬の高吠えで、君が出場したら勝負にならないだろう。
- 能なし犬の高吠えだから気にするな。能力が無いものほどよく吠える。
- 代替案を考えることができないのに「反対!」と騒ぐのは、能なし犬の高吠えだ。自分で政治をやってみればいいのに。