「上り大名下り乞食」の意味(類義語)
【ことわざ】
上り大名下り乞食
【読み方】
のぼりだいみょうくだりこじき
【意味】
旅の始めに派手に散財しすぎて、帰りには一文無しでみすぼらしくなること。
これは「出発時の派手さに騙されんと、最後まで慎重に行動せなあかん」って警告やな。最初から最後までバランス良く行動することの大切さを教えてくれる言葉やね。
【類義語】
・行き大名の帰り乞食
「上り大名下り乞食」の解説
「上り大名下り乞食」ということわざはね、旅行や何かの出来事を始める時にはたくさんのお金や資源を使って豪華に過ごすけど、終わる頃にはお金がなくなって、とても貧しい状態になることを表しているんだよ。言い換えると、「行きは大名、帰りは乞食」という意味だね。
例えば、旅行に行く時、最初は高いホテルに泊まったり、高価な食事をしたりして楽しんでいるけど、帰り道にはお金が足りなくなって、安い宿に泊まったり、安い食事しかできなくなるような状態を言うんだ。
このことわざは、お金や資源を計画的に使うことの大切さを教えてくれる言葉なんだよ。最初から終わりまでバランスよく使うことが重要で、最初に使いすぎると最後に困るっていう教えなんだね。
「上り大名下り乞食」の使い方
「上り大名下り乞食」の例文
- 旅先で気が大きくなり散財しすぎて、上り大名下り乞食になりヒッチハイクで帰る。
- 現地でしか食べられないものがたくさんあり、たいてい上り大名下り乞食のように無計画にお金を使ってしまう。
- 上り大名下り乞食となった人のためにお金を高利で貸す仕事をしています。これが結構儲かるんです。
- 一昔前なら上り大名下り乞食だったかもしれないが、電子マネーやクレジット決済が可能な店が増えて困らなくなった。まあ、請求書がきた時困るのだが。
- 修学旅行で木刀を買うように、無駄なものを買ってしまうものだから上り大名下り乞食になる人は少なくない。
つまり、最初に派手に行動しすぎると、最後には何も残らない、という教訓が込められている言葉なんだよ。