「述べて作らず」の意味(出典)
【ことわざ】
述べて作らず
【読み方】
のべてつくらず
【意味】
先人の考えや言行をそっくりそのまま伝え、自分の意見をさしはさんで作り変えたりしない。
「述べて作らず」という言葉は、昔の偉人たちの言葉や行動をそのまま伝え、自分で勝手に物語を作ったりしないことを意味しているんだよ。
へぇ、そうなんや。つまり、「昔の賢い人たちの言葉をそのまま伝える」ってことやな。
自分で話を作ったりせずに、昔の人の言葉を大事にするってことやね。昔の人の言葉にはたくさんの知恵が詰まってるんやな。
【出典】
「論語」
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「述べて作らず」の解説
カンタン!解説
「述べて作らず」の使い方
クラーク博士の「少年よ大志を抱け」って、いろんな解釈があるよね。
述べて作らずって言うのにね。
そもそも英語だったから、訳す人によって解釈が変わってしまうんだろうけどね。
クラーク博士も日本語でスピーチしてくれれば、述べて作らずそのまま伝えられたのに。
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「述べて作らず」の例文
- キリストの言葉をそのまま書き留めたものが聖書だし、述べて作らずとうから聖書を学問として紐解こうなどという行為は愚かしい。
- 述べて作らずというのに、多くの人に愛され尊敬される諸葛亮孔明に関しては、後の人が作った史実に基づかないものが散見されるという。
- 最近の伝記は、述べて作らずをモットーにありのままの偉人の姿を伝えている。
- 歴史を学ぶ意義は、述べて作らず、昔の人から学ぶことにある。
- 孔子の言動は、述べて作らずのごとく学ぶことで見識を深めることができる。