【ことわざ】
過ちを文る
【読み方】
あやまちをかざる
【意味】
過失を改めようとしないで、取り繕うことでごまかすこと。
「文る」は、飾る、取り繕う。
【語源・由来】「論語」の「小人の過つや、必ず文る」から。
【類義語】
・過ちて改めざる、是を過ちと謂う
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「過ちを文る」の使い方
健太くん。また失敗したの?
失敗に見えるけど失敗じゃないんだよ。
過ちを文ると成長できないわよ。失敗を失敗と認めてこそ成長があるのよ。
そうなの?認めるのは何だか怖いけど、認めて改めるようにするよ。
「過ちを文る」の例文
- 器の小さい人ほど過ちを文るものだ。
- 過ちを文って取り繕っても、また同じことをするものだ。
- 失敗は成功のもとというのに、過ちを文るとはもったいない。
- 過ちを文りうまく逃れることができても、長い目で見て自分のためにはならない。
- あれこれ言い訳をして過ちを文る。