「呪うに死なず」の意味(類義語)
【ことわざ】
呪うに死なず
【読み方】
のろうにしなず
【意味】
誰かに呪われるような人は、逆に死なないものだ。
「呪うに死なず」ということわざは、他人から悪く思われたり呪われたりするような人物が、実は非常にしぶとく生き抜くことを表しているんだよ。
ああ、そういうことか。つまり「他人から呪われるような人でも、簡単にはやられへん」ってことやな。他人から非難されたり悪く思われたりしても、その人が意外にも強く生き抜いてるってことやね。
これは、逆境に強い人のしぶとさを表してるんや。どんなに悪い状況でも、強い意志を持っていれば乗り越えられるってことやな。
【類義語】
・憎まれ子世に憚る
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「呪うに死なず」の解説
カンタン!解説
「呪うに死なず」ということわざは、他人から呪われたり非難されたりしても、そのような扱いを受ける人物はたくましく、簡単には倒れない、あるいは影響を受けないという意味を持っているんだよ。この表現は、困難な状況や逆境に直面しても屈しない人々のしぶとさや、逆境に強い性質を表しているんだね。
このことわざは、人々からの非難や悪意に直面しても、そうした状況に屈しない強い精神を持つ人々がいるということを示しているよ。たとえば、社会的な非難や個人的な攻撃を受けても、それに動じずに自分の道を歩む人々のことを指しているんだ。
この言葉は、逆境や困難に直面した時の人間の強さやたくましさを強調していて、どんなに厳しい状況でも乗り越えられる人間の力を教えてくれるんだよ。また、他人からの批判や悪意に対しても、自分を見失わずに立ち向かうことの重要性を示しているんだね。このことわざは、人間が持つ内面の強さや、逆境に立ち向かう能力を表しているんだ。
「呪うに死なず」の使い方
健太くんは、周囲の人から結構嫌われているわよね。
呪うに死なずっていうし、長生きできそうだから良いじゃない。
その図太さが、長生きの秘訣なんでしょうね。良い人ほど早く死ぬって言うしね。
生きにくい世の中だから、図太いくらいがちょうどいいんだよ。
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「呪うに死なず」の例文
- 憎まれっ子世に憚るというが、呪うに死なず。彼は殺しても死なないような男だ。
- 嫌われ者ほど呪うに死なず、渋柿の長持ちで長く生きるものだ。
- 人に憎まれる人は空気が読めない人か自己中な人だから、神経をすり減らすことがないので呪うに死なず、長寿であることが多い。
- ずるい人間ほど呪うに死なず、世に必要な善人ほど早逝するのはおかしな話だ。
- 彼のことは呪い殺したいほど嫌いだが、呪うに死なずというから無駄骨だろう。