「箸に目鼻をつけても男は男」の意味(類義語)
【ことわざ】
箸に目鼻をつけても男は男
【読み方】
はしにめはなをつけてもおとこはおとこ
【意味】
どんなに落ちぶれようとも、男性は男として尊敬されなければいけないということ。
みんな、外見や状況に関係なく、ちゃんと尊重されるべきやね。
【類義語】
・藁で束ねても男は男
「箸に目鼻をつけても男は男」の解説
「箸に目鼻をつけても男は男」という表現は、たとえ人が非常にやせていて、箸のように細くなってしまっても、男性は男性として尊重されるべきだという意味のたとえ話なんだ。ここでの「箸に目鼻をつける」は、非常に細い人の姿をやせた箸に例え、そこに人間の顔の特徴を加えることで、極端にやせている状態を描写しているんだ。
このことわざは、たとえ外見がどのように変わろうとも、男性はその性別に基づいて一定の尊重を受けるべきだという文化的な価値観や期待を反映しているんだ。これは、人の外見や体型にかかわらず、その人が持つ固有の価値や尊厳を重視する考え方を示しているんだよ。
「箸に目鼻をつけても男は男」ということわざは、特に男性の尊厳や立場に関する社会的な期待や規範を表していて、個人の外見や体型が変わっても、その人の基本的な尊重や尊厳は保持されるべきだというメッセージを伝えているんだね。このたとえ話は、外見だけでなく、個人の内面や性格、立場なども重要であることを思い出させてくれるんだ。
「箸に目鼻をつけても男は男」の使い方
「箸に目鼻をつけても男は男」の例文
- 「箸に目鼻をつけても男は男だから」って言って、父さんは亭主関白だ。
- 私は姉なのに、箸に目鼻をつけても男は男と弟の方が大事にされる。
- 箸に目鼻をつけても男は男なので、女性の上司の下で働きたくない。
- 男性は上座に。箸に目鼻をつけても男は男というから当然だ。
- 箸に目鼻をつけても男は男なのだから、馬鹿にしたり見下してはいけない。