「瓢で藁打つ」の意味
【ことわざ】
瓢で藁打つ
【読み方】
ひさごでわらうつ
【意味】
無理なこと。やり方が間違っていること。
「瓢で藁打つ」というのは、不適切な道具を使って仕事をすることから、その仕事が実際にはうまくいかない、または無理なことを示す言葉なんだ。
あー、そういうことか。つまり、「瓢箪で藁を打つなんて、どう考えても無理やろって話やな。間違った方法や道具で何かをしようとしても、結果は出えへんってことや。」ってわけかいな。
目的に合った正しい方法や道具を選ばんと、ただ時間と労力を無駄にするだけやってことやね。何をするにも、ちゃんと考えて、適切な手段を選ぶことの大切さを教えてくれてるんやな。
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「瓢で藁打つ」の解説
カンタン!解説
「瓢で藁打つ」という言葉はね、ひょうたん(瓢箪)で藁(わら)を打とうとすることを言っていて、そんなのは全く無理なこと、やり方が根本的に間違っているって意味なんだよ。藁を打つ、つまり藁を加工したり、何か作業をするためには、固い道具や具体的な方法が必要だけど、ひょうたんは柔らかくて、そんな作業には全く向いていないんだね。
このことわざは、物事には適切な方法や道具があって、それを無視して無理なやり方をすると、結果は上がらないどころか、無駄な努力をしてしまうって教えてくれているんだ。たとえば、数学の問題を解くのに、辞書をひたすら引いても解けないようなものだよ。正しい方法や道具を使わないと、目的を達成するのは難しいってこと。
だから、「瓢で藁打つ」って言われるときは、その人が何か無理なことをしているか、方法が間違っていると指摘されていることが多いんだ。物事を成し遂げるためには、その事に合った正しい手段を選ぶことが大切だってことを、このことわざは教えてくれているんだね。
「瓢で藁打つ」の使い方
健太くん。顔色が悪いけど大丈夫?
最近ダイエットを始めたんだけど、全然痩せないんだよね。毎日、水だけの生活なのに。
それは瓢で藁打つってやつね。栄養が偏って、結局体に悪いわよ。バランスの良い食事と運動が大事。
このままじゃ痩せる前に死んじゃうよね。
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「瓢で藁打つ」の例文
- 人材不足のため、経験も知識もない人材を適当に集めているが、それはまさに瓢で藁打つようなものだ。
- 現代の技術でタイムマシーンを実現しようとするのは、瓢で藁打つに等しい。
- 無計画にダイエットを始めた彼女の努力は、瓢で藁打つとしか言いようがない。
- 古いビジネスモデルに固執しているが、変化のスピードが激しい市場では瓢で藁打つのと同じだ。
- チームが結束力を欠いている状態で重要な試合に勝つことを期待するのは、瓢で藁打つことだ。