「膝とも談合」の意味(語源由来)
【ことわざ】
膝とも談合
【読み方】
ひざともだんごう
【意味】
だれとでも相談すれば、それなりの成果はあるということ。
誰かと話すことで、新しいアイデアが浮かんだり、問題が解決したりするかもしれへんってわけや。」ってことか。一人で悩んでないで、思い切って人と話してみることの大切さを教えてくれてるんやな、これは。
【語源由来】
考えがまとまらず困った時膝を抱えて考えるが、それが自分の膝と相談しているようだということから。
「膝とも談合」の解説
「膝とも談合」という言葉は、本当に困ったときは、自分の膝とさえ話し合いをするほど、どんな相談相手でも価値があるってことを表しているんだよ。つまり、困難な状況にあるときには、誰であれ、相談することで何かしらのヒントや解決策が見つかるかもしれないっていう希望を示している言葉なんだ。
このことわざは、一人で悩んでいても解決しないことが多いから、たとえそれが自分の膝という、比喩的に言えば「誰もいない」状態を指していても、声に出して考えを整理することや、もし可能なら他人に相談することの重要性を教えてくれているんだね。
例えば、難しい問題に直面している時、一人で考え込んでしまいがちだけど、友達や家族、先生など、身近な人に相談することで、思いもよらないアドバイスがもらえるかもしれない。時には、「自分自身に問いかける」ことで、新しい視点が得られることもあるんだよ。
だから、「膝とも談合」は、どんな時でも諦めずに、解決策を見つけるためには、利用できるすべての手段を試すべきだってことを教えてくれる言葉なんだね。一見すると孤独に見える行動でも、それが思わぬ答えを見つけるきっかけになることがあるってわけだよ。
「膝とも談合」の使い方
「膝とも談合」の例文
- 新企画の方向性についてチーム内で意見が分かれてしまったが、これは膝とも談合すべき時だと思い考える時間を持った。
- 事業拡大の計画でどの市場に進出するか決めかねていたが、膝とも談合して未開拓の市場にチャレンジすることにした。
- 転職を考えているがどうすればよいか分からず、膝とも談合して決めた。
- 行き詰まりを感じた時膝とも談合し、突破口を見つけた。
- 全員の意見がまとまらなかったので、膝とも談合の精神で一人ひとりとじっくり話し合い解決策を見出した。
文字通りには、膝を交えて話し合うことから、相手を選ばずに広く相談をすれば、それだけで何かしらの成果や解決策が見つかる可能性があるという意味があるんだ。