「平家を滅ぼすは平家」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
平家を滅ぼすは平家
【読み方】
へいけをほろぼすはへいけ
【意味】
自分自身をだめにするのは、他の誰でもなく自分であるということ。
ああ、そういうことか。つまり「自分の落ち度で自分がダメになる」ってことやな。平家みたいに、自分たちの誤った行いや思い上がりが原因で、最後は自分たちが滅びることになるんや。
自分の行動が自分に返ってくるっていうのをよう表してる言葉やね。自業自得ってやつや。
【語源由来】
平家が源氏に滅ぼされたのは、平家自身のおごりと悪業のせいであってだれのせいでもないという意から。
【類義語】
・自業自得
・六国を滅ぼすものは六国なり
・身から出た錆
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「平家を滅ぼすは平家」の解説
カンタン!解説
「平家を滅ぼすは平家」っていうことわざはね、簡単に言うと、自分の失敗や問題は、他の誰かのせいじゃなくて、自分のせいだよ、という意味なんだ。平家という大きな家族が昔、自分たちの悪い行いや偉そうな態度のせいで、結局は自分たちが困ることになっちゃったという話から来ているんだよ。
例えばね、自分が勉強しなかったのに、テストで悪い点を取った時に、「先生が嫌いだから」とか「テストが難しすぎるから」と言って、他の理由を探すのではなく、「自分がちゃんと勉強しなかったからだ」と認めることが大切なんだ。自分の問題や失敗を、自分自身で解決するための責任を持つってことを教えてくれる言葉なんだよ。
「平家を滅ぼすは平家」の使い方
ねえ、聞いた?桐島くん、バスケ部をやめたんだって。
キャプテンが?どうして?
あいつ、自分がチームのスターだと思い込んでてさ。他のメンバーともめ事ばっかりで、とうとうコーチにも見放されちゃったんだって。
それって、まさに平家を滅ぼすは平家だね。自分の態度が自分をダメにしたわけだ。
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「平家を滅ぼすは平家」の例文
- 彼は過去の成功に驕り高ぶり、チームの意見を聞かなくなったため、プロジェクトは失敗に終わった。まさに平家を滅ぼすは平家だ。
- 社長は無理な経営拡大を進め、会社の財政を圧迫した結果、倒産に追い込まれた。これこそ平家を滅ぼすは平家という状況だ。
- 彼女は自信過剰で試合中に必要以上のリスクを冒し、結果として大事なポイントを失った。平家を滅ぼすは平家の典型的な例である。
- 新製品の開発で、彼は警告を無視して前例のない技術に固執した。結局、その技術が原因で製品に重大な欠陥が発生し、彼のキャリアに傷がついた。平家を滅ぼすは平家と言えるだろう。
- 彼の独断専行がチームの協調を乱し、プロジェクトの遅延を招いた。自らの行動が原因で自らを苦境に追い込む、平家を滅ぼすは平家という事態がここにも見られる。
これは、結局のところ、自分を滅ぼす原因は自分自身にあるという教訓を表している言葉なんだよ。