【慣用句】
流れに棹さす
【読み方】
ながれにさおさす
【意味】
物事の流れに乗り、その勢いをさらに強めるような行動をすること。流れに逆らうという意味ではない。
【語源・由来】
川の流れに乗って進む舟に、棹(さお)をさしてさらに勢いをつける動作から生まれた表現。
【近い表現】
・追い風を受ける(好ましい状況に後押しされる)
・得手に帆を揚げる(得意なことを好機に生かし、勢いよく進む)
【反対の働きをする表現】
・水を差す(順調に進んでいることを妨げる)
【英語】
・swim with the tide
・go with the stream
●swim with the tide
swim ➡ 泳ぐ
with ➡ ~と一緒に
tide ➡ 潮
直訳すると、「潮と一緒に泳ぐ」になる。
●go with the stream
go ➡ 行く
stream ➡ 流れ
直訳すると、「流れとともに行く」になる。
【スポンサーリンク】
「流れに棹さす」の使い方

健太君、クラスで始めた読書会が、とても盛り上がっているね。

うん。参加する人が増えたから、次はみんなでおすすめの本を紹介する企画を始めるんだ。

いいね! 今の盛り上がりが、さらに大きくなりそう。

今の勢いをもっと強めるのが、流れに棹さすということなんだね。
【スポンサーリンク】
「流れに棹さす」の例文
- 盛り上がっている読書活動に、新しく本の紹介会を加えた。みんなの学ぶ意欲をさらに高める、流れに棹さす取り組みとなった。
- 地域で人気のイベントに体験コーナーを増やし、参加者をさらに集めた。好調な流れに棹さすような工夫だった。
- 売り上げが伸び始めた時期に新商品を発表したのは、成長の流れに棹さす判断だった。
参考:文化庁「平成18年度『国語に関する世論調査』」。この表現について、意味の取り違えが紹介されています。



-298x300.png)










