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【武士は食わねど高楊枝】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

武士は食わねど高楊枝

【ことわざ】

武士は食わねど高楊枝

【読み方】

ぶしはくわねどたかようじ

【意味】

武士は物を食べなくても、食べたようなふりをして楊枝を使って空腹を人に見せない。

【語源・由来】

武士の清貧に安ずること。気位の高いことにいう。

「高楊枝」とは、食後に悠然と爪楊枝を使うという意味を表しています。
また、『上方いろはかるた』『尾張いろはかるた』の「ふ」の札に描かれています。

【類義語】
・悪木盗泉
・内裸でも外錦
・渇しても盗泉の水を飲まず
・鷹は飢えても穂を摘まず
・虎は飢えても死したる肉を食わず
・熱しても悪木の陰に憩わず

【英語】
Better go to bed supperless than to rise in debt.(夕食抜きで寝るほうが借金を背負って起きるよりましである)

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「武士は食わねど高楊枝」の使い方

ともこ
そういえば、学食で君がよく買っていた焼きそばパンが、今後販売を中止するみたいよ。
健太
嘘だ、信じられない!・・・でもまあ、僕は別にそんなに好きじゃなかったんだけどね。
ともこ
また、そんなこと言って。武士は食わねど高楊枝で、本当はがっかりしてるけど強がってるんじゃないの?
健太
そんなことないよ。本当に元からそれほど好きではなかったよ。

「武士は食わねど高楊枝」の例文

  1. 武士は食わねど高楊枝で、辛いときこそ悠々としているのが僕の美学である。
  2. 彼はああ言っているけれど、武士は食わねど高楊枝できっとやせ我慢をしているだけだろう。
  3. 本当はかなり貧しかったが、武士は食わねど高楊枝で、それを周りに感じさせない男だった。
  4. 武士は食わねど高楊枝といえども、あまりのひもじさに体裁を保ってもいられなくなった。
  5. 武士は食わねど高楊枝と、見栄を張っていても彼女には見破られてしまう。

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