「大事小に化し小事無に化す」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
大事小に化し小事無に化す
【読み方】
だいじしょうにかししょうじむにかす
【意味】
想定より簡単なこと。物事を気にかけないこと。
物事を気にしすぎずに、ちょっとずつ進めていけば、思ってたよりも楽に解決できるってことやねん。
【出典】
「明心宝鑑」
【語源・由来】
大問題を些細な問題として、何事もなかったかのようにスルーすることから。
「大事小に化し小事無に化す」の解説
「大事小に化し小事無に化す」っていうことわざはね、大きな問題も小さなことに変えてしまって、小さな問題はまるで起こっていなかったかのように扱うことを指しているんだよ。
例えばね、テストで悪い点数を取ってしまった時に、「まあ、このテストはどうせ重要じゃないし、次のテストで取り返せばいいや」と思って、あまり気にしないでしまうことを表しているんだよ。
「大事小に化し小事無に化す」ということわざでは、「大事」は重要なことや大きな問題を指し、「小」は小さなことや些細な問題を意味しているんだ。そして、「化す」というのは変える、扱い方を変えるという意味なんだよ。
つまり、このことわざは、「物事を気にかけずに、大きな問題も小さな問題も、気軽に扱ってしまうこと」を教えているんだね。何か困難なことや小さなトラブルが起きた時に、それを大げさに考えずに、気楽に解決してしまおうという意味なんだよ。
「大事小に化し小事無に化す」の使い方
「大事小に化し小事無に化す」の例文
- 心配してもしょうがないし、心配ごとの九割は起こらないという。大事小に化し小事無に化すことでポジティブシンキングで生きていく。
- もっと難しいかと思ったが、大事小に化し小事無に化すだった。ちょろいちょろい。
- 人生困難ばかりかと気構えていたが、大事小に化し小事無に化すようで、順調過ぎて怖いくらいだ。
- 始めた頃は、大事小に化し小事無に化す如く簡単だったので油断してしまった。どんどん難易度が上がっていった。
- 気にし過ぎては心を消耗する。大事小に化し小事無に化すように、気楽に肩の力を抜いて行こう。