「談義の場の嫁謗り」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
談義の場の嫁謗り
【読み方】
だんぎのばのよめそしり
【意味】
言動が矛盾すること。
たとえば、自分が言ったことと全然違うことをしてる、みたいな。一貫性が大事やから、言ったこととやることが違うのは良くないんやってことやな。
【語源由来】
慈悲や善行を説く説法の場に集まった老婆たちが、その場で嫁の悪口を互いに言い合う意から。
【類義語】
・仕置きの場の巾着切り
・茶所は嫁譏りの所
「談義の場の嫁謗り」の解説
「談義の場の嫁謗り」っていう表現はね、人の行動や話が矛盾してることを指すんだよ。これはちょっと難しいかもしれないけど、話を聞いてみてね。
「談義の場」っていうのは、みんなが寺とかで集まって、善いことや思いやりの心について語り合う場所のことなんだ。ここでは、困ってる人を助けることの大切さとか、他人に優しくすることの大切さとかを教えてもらうんだよ。
でもね、ここに集まるおばあちゃんたちが、実は自分の嫁のことを文句たらたら言ってたりするんだ。つまり、人を助けることや思いやりの大切さを語るはずの場所なのに、それどころか嫁の文句ばかり言っているんだよ。
これって変だよね、だって、人に優しくする場所で人の悪口を言うなんて、すごく矛盾してるよね。この表現はそういう人の行動や話の矛盾、つまり言ってることとやってることが違うという状態を指しているんだよ。
だからね、大人でも子供でも、自分が言ったことをちゃんと守ること、自分の行動が自分の言葉と一致していることが大切だよってことを教えてくれるんだ。
「談義の場の嫁謗り」の使い方
「談義の場の嫁謗り」の例文
- 彼の言動は、いつも談義の場の嫁謗りの如く矛盾している。
- 国民のためと言いながら増税して国民を苦しめる首相は、談義の場の嫁謗りだ。まず自分の給与や議員の数を減らすことから始めればいい。
- 彼の言い分は談義の場の嫁謗りで、ツッコミどころ満載だ。
- 痩せたいのと言いながらお菓子を食べるのは、談義の場の嫁謗りだね。
- 核兵器廃絶を訴えながら戦争に加担するのは、談義の場の嫁謗りじゃないだろうか。