「出船あれば入船あり」の意味(語源由来)
【ことわざ】
出船あれば入船あり
【読み方】
でふねあればいりふねあり
【意味】
出るものがあれば入ってくるものもあり、世の中はさまざまだ。
船が出てく船が入るのと一緒で、世の中もいろんなことが起こるんやな。人がさまざまやから、出会いや別れ、楽しいことや悲しいこともある。だから、どんなこともおおらかに受け止める心が大事やね。
【語源由来】
港を出る船があれば入って来る船もあることから。
「出船あれば入船あり」の解説
「出船あれば入船あり」っていう言葉はね、港に入ってくる船もあれば、出ていく船もあるように、世の中のことはいろいろある、という意味だよ。
考えてみて、港に行くと、新しく港に入ってくる船があったり、また港を出ていく船があったりするよね。船が行ったり来たりするのは、当たり前のことなんだ。
これを人々の生活や世の中の出来事に例えてみると、楽しいこともあれば、悲しいこともある。嬉しいことがあったり、辛いことがあったりするんだ。
たとえば、友達と遊べて楽しい日があれば、テストで点数が悪くて悲しい日もあるかもしれないね。
この言葉は、世の中のことはいろいろあるから、すべてがうまくいくわけではないけれど、失敗や悲しいことも経験することで成長できるんだよ、という教えをくれているんだ。
だから、もし何かがうまくいかなかったとしても、それは港に出ていく船のようなもので、また新しい良いことが入ってくる船のように、次にいいことが起こるかもしれないよ。そう思って、前向きにがんばろうね!
「出船あれば入船あり」の使い方
「出船あれば入船あり」の例文
- せっかく収入があったのに、出船あれば入船ありだ。最近、出費が続く。
- 戦争をしたい国があればしたくない国もある。出船あれば入船ありで政治の世界は難しい。
- 宗教によって考え方が異なり、出船あれば入船ありだから、他人を理解するのは簡単ではない。
- 出船あれば入船ありで、人生山あり谷ありだ。
- この世は出船あれば入船ありなので、ニュースのない日はない。