【敵に塩を送る】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
敵に塩を送る

【読み方】
てきにしおをおくる

【意味】
争っている相手が苦しんでいるときに、争いとは関係ないところについては利用しない、困ってたら支援することもあることのたとえ。

【語源・由来】
戦国時代のお話で、遠江(とおみ)の今川氏と相模(さがみ)の北条氏の経済封鎖から武田信玄が塩不足で困っていたとき、長年戦ってきた宿敵の上杉謙信が塩を送って助けたということから。

【類義語】

【対義語】

【英語訳】
英語訳はありませんが直訳では Send salt to an enemy. 意味合いを含めると To show humanity, even to your enemy. という英訳が出来ます。

「敵に塩を送る」の使い方

ともこ
健太君。なぜ攻撃しなかったの。勝てたゲームだったのに。
健太
相手が転けた時に、決めたくなかったんだ。
ともこ
敵に塩を送ったのね。偉いわ。
健太
えへ。たまにはね。

「敵に塩を送る」の例文

  1. 勝負は土俵(どひょう)の上でつけるのであって、土俵の外で相手が困っているのであれば敵に塩を送るのは当然です。
  2. 被災して調達が出来なくて困っているあの会社に我が社の材料をまわしましょう。こんな時は敵に塩を送るのがいいと思います。
  3. 敵に塩を送るのは情(なさけ)けをかけるものではなくて、相手との真剣(しんけん)な勝負を望んでいるからです。
  4. 敵に塩を送ることができる人はなかなかいない世の中になりました。

まとめ

ロサンゼルスオリンピックの柔道の決勝戦、2回戦で脚を痛めた山下選手と対戦したエジプトのワシュワン選手は、山下選手の脚を攻めることなく、というか攻める間もなく、結果的には押さえ込みにより山下選手が優勝します。あの時にワシュワン選手が山下選手の脚を攻めれば金メダルは間違いなかったでしょう。なぜラシュワン選手はそうしなかったのでしょうか。美談として有名になりたかったからではないと思います。本当は攻めたかったのに失敗したのかもしれません。まさに上杉謙信と同じ敵に塩を送る思いだったのかもしれません。真実ワシュワン選手の心の中でしょう。

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