「どこの烏も黒い」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
どこの烏も黒い
【読み方】
どこのからすもくろい
【意味】
どの土地に行こうとも、目新しいことはそうそうない。人間の本性は、どの国でも同じであることをいう。
「どこの烏も黒さは変わらぬ」ともいう。
「どこの烏も黒い」という言葉は、どこに行っても特別に変わったものは見当たらない、またはどの場所、国でも人の性質や本質は変わらないという意味を持っているんだよ。
なるほどな、つまり「どこ行っても、カラスは黒いぞ」という感じやな。
人の本性ってのは、どこの国でも変わらへんってこと。全世界、みんな一緒やね。それは深いな。
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「どこの烏も黒い」の解説
カンタン!解説
「どこの烏も黒い」っていう言葉はね、どこへ行っても変わらないものや、特別なものがないってことを言うんだよ。
例えば、遠くの町に行っても、その町の人たちの性格や考え方が自分の住んでいる町の人たちと大して変わらない時に使うことができるんだ。
「烏」はカラスのことだけど、カラスはどこでも黒いよね。だから、この言葉は「どこへ行っても同じ」という意味で使われるんだ。また、人の性格や考え方が、どの国や場所でも基本的には同じだってことも表しているんだよね。
「どこの烏も黒い」の使い方
都会に行けば何かが変わると思ったんだけどな。
どこの烏も黒いってね。
そんなに変わらなかったよ。
都会の方が競争がシビアよね。
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「どこの烏も黒い」の例文
- 海外に旅行に来たが、どこの烏も黒いな。日本とそんなに変わらない。
- 色んなバイトをしたが、どこの烏も黒い。バイトの扱いはどこも一緒だ。
- 温泉は場所によって泉質が違うらしいが、違いがわからない僕にはどこの烏も黒い。
- 信仰する宗教が違っても、どこの烏も黒いものだ。
- 言葉は通じないが、どこの烏も黒いというように人間の本性はほぼ同じだから、考えていることが何となくわかる。