「泥に酔った鮒」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
泥に酔った鮒
【読み方】
どろによったふな
【意味】
息も絶え絶えにあえいでいるようす。
「泥に酔った鮒」という言葉は、ふな(鮒)が濁った水や泥水の中で苦しそうにもがいている姿を描写しており、ピンチの状況や逼迫した状態にあることの例えとして使われるんだよ。
つまり、本当に窮地に立たされて、必死にもがいてる状態を、あの泥水であえぐふなの姿になぞらえて表現してるんやな。
大変な状況に陥ったときや、どうしようもない事態に追い込まれてるときに、このことわざを使うことができるわな。
泥水の中で苦しむ鮒の様子から。
【類義語】
・鮒のごみに酔うたよう
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「泥に酔った鮒」の解説
カンタン!解説
「泥に酔った鮒」っていう表現はね、泥水の中で大変そうにもがいている魚(ふな)のことを指してるんだ。これを使って、とても大変そうに、ハアハアと息を切らしている様子や、ピンチな状況にいることを表すんだよ。
例えば、宿題がたくさんで、手を付けるのが遅くなった時に、「うわ~、泥に酔った鮒みたいになっちゃった」と言うと、すごく大変な状態になってしまったことが伝わるんだよ。つまり、何かで困っている時や、大変な状況になっている時のことをこの言葉で表現することができるんだね。
「泥に酔った鮒」の使い方
泥に酔った鮒のようだけど、大丈夫?
だからジェットコースターは無理だって言ったんだ。
そんなに苦手だとは思わなかったわ。
何度も無理って言ったじゃないか。
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「泥に酔った鮒」の例文
- おぼれそうになりながらも助かった健太くんは、岸辺で泥に酔った鮒のように苦しんでいた。
- 一刻も早く知らせようと懸命に走ってきたのだろう。伝令は、泥に酔った鮒のごとき様子だった。
- 必死に練習するともこちゃんは泥に酔った鮒みたいに苦しそうで、楽しそうには見えなかった。
- 泥に酔った鮒みたいに息が絶えそうな人がいたので、とりあえず救急車を呼んだ。
- 泥に酔った鮒のように、呼吸するのもやっとで言葉を発することなどできなかった。