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【同病相憐れむ】の意味と使い方や例文(類義語・語源由来・英語訳)

【ことわざ】

同病相憐れむ

「憐」という字は常用漢字ではないですが、「同病相哀れむ」ではなく「同病相憐れむ」と書くのが一般的です。
一説では、「哀れむ」は自身に対して、「憐れむ」は他人に対しての感情だという意味の違いがあるとされていますので、今回のことわざでは「憐れむ」の方が適切だといえるでしょう。

【読み方】

どうびょうあいあわれむ

【意味】

同じ苦痛を受けているものは、互いに理解し合い同情する念が深い。

【語源・由来】

「呉越春秋(闔閭内伝)」の「同病相憐れみ、同憂相救う」から。

【類義語】
・狼は互いに食わず
・烏は烏の眼をほじくらない
・同悪相助く
・同類相憐む

【英語訳】
・Misery makes strange bedfellows.
・Misery loves company.
・fellow sufferers pity each other

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「同病相憐れむ」の使い方

健太
僕この前、初めて親知らずを抜いたんだけど、とんでもなく痛かったよ。
ともこ
あら、奇遇ね。私もつい先週抜歯したわ。とっても痛いよね。
健太
共感してくれるかい?嬉しいよ。
ともこ
同病相憐む、というしね。抜歯はもうこりごりだよね。

「同病相憐れむ」の例文

  1. 私もついこの間、ペットを亡くしたのです。同病相憐むというもので、あなたの気持ちは痛い程、よく分かります。
  2. 彼らは二人とも幼い頃に不遇な環境に身を置いていたから、同病相憐むで、結びつきがとても強い。
  3. あなたは同病相憐むで、私にすり寄ってくるけれども、私はあなたと同じ立場のつもりではないので、よろしく。

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