「外法の下り坂」の意味(語源由来)
【ことわざ】
外法の下り坂
【読み方】
げほうのくだりざか
【意味】
不正な方法で得た財産や権力は、一度崩れ出すと歯止めがきかず完全に崩れる。また、一度失敗すると取り返しがつかなくなること。
「外法」は、仏教語で正規の仏法以外の教法。妖術・呪術など。
あ、つまり「悪いことやってて、それがバレてしまったら、もう取り返しはきかへんぞ!」ってことやな。
不正で得たものって、ほんまに簡単に崩れ落ちるんやね。一度下り坂になったら、止まらへんってわけや。やっぱり、ちゃんと正しい方法で物事を進めるのが大切やわ!
【語源・由来】
妖術や呪術は、いったんその効果が無くなるとすべてが崩壊する意から。
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「外法の下り坂」の解説
カンタン!解説
「外法の下り坂」っていう言葉は、一度失敗したら、もう後戻りできない、大変なことになってしまうっていう意味だよ。
この言葉の「外法」とは、魔法のような特殊な方法や技、ここでは「妖術」という、ちょっと変わった技を使って何かをすることを言っているんだ。この妖術が一度失敗すると、すぐにバレてしまったり、大変なことになるから、「外法の下り坂」と言われるんだ。
このことわざは、ズルいやり方や不正な方法で手に入れた権力やお金も、一度失敗すると、あっという間になくなってしまう、ということを教えているんだね。要するに、正直にやらないと、後で大変な目に遭うよ、っていうことだよ。
「外法の下り坂」の使い方
彼は税金をごまかして儲けていたらしいよ。
外法の下り坂というように、もうだめでしょうね。
金も信用も失ったね。
家族も失って転落人生よね。
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「外法の下り坂」の例文
- 人をおどして金を得ても、外法の下り坂となり跡形もなく消える。
- 振り込め詐欺で荒稼ぎしているようだが、外法の下り坂となるのは目に見えている。
- 賄賂で得た地位は、外法の下り坂というようにいずれ転落人生となる。
- 不正で手に入れた財産は、外法の下り坂でなくなるものだ。なくなる前に反省して寄付してはどうかな。
- 悪いことに手を染め財産や地位を得ても、外法の下り坂となり全て失う。それが世の理だ。
特に、不正な方法で得た権力や富が一度揺らぐと、急速に失われてしまうことを意味しているよ。