「五月蕨は嫁に食わせるな」の意味(類義語)
【ことわざ】
五月蕨は嫁に食わせるな
【読み方】
ごがつわらびはよめにくわせるな
【意味】
五月の蕨はおいしいから嫁に食べさせてはいけない。
昔の家族制度の中での嫁の立場、嫁いびりを表すことば。
「五月蕨は嫁に食わせるな」という言葉は、五月に採れる蕨は特においしいとされるため、それを嫁に食べさせないようにという意味で使われるんだよ。
えー、それはちょっと悲しいな。美味しいものも嫁には食べさせないって、昔の嫁の立場は大変やったんやな。
このことわざ、家族の中での立場や、人の扱い方について考えさせられるわ。家族みんな平等に、美味しいものもシェアするのがええと思うけどな。
【類義語】
・秋茄子嫁に食わすな
・秋魳は嫁に食わすな
・秋蕗は嫁に食わすな
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「五月蕨は嫁に食わせるな」の解説
カンタン!解説
「五月蕨は嫁に食わせるな」という言葉は、実は昔の家族の中での嫁の立場を象徴するような言葉なんだ。
昔の日本の家族制度では、新しく家に入ってきた嫁は家族の中で一番下の立場であり、色々な面で厳しく扱われることが多かった。この言葉は、特に美味しいとされる五月の蕨を、そのような立場にある嫁には食べさせないという意味で使われていたんだ。つまり、良いものや特権は家族の中で上の立場の人たちが享受し、嫁はそれを受けることができない、という家族の中の力関係や、嫁に対する冷たい扱いを示す言葉として使われていたんだよ。
これは、昔の家族の価値観や文化を反映しているもので、今の時代とはかなり違う考え方だよね。現代ではこのような考え方は古いとされ、全ての家族のメンバーが平等に扱われるべきだと考えられているんだ。
「五月蕨は嫁に食わせるな」の使い方
五月蕨は嫁に食わせるなっていうよね。
嫁いびりって昔からあったのね。
嫁をいびって食事に毒を盛られても文句が言えないのにね。
昔はそんなこともあったんでしょうね。
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「五月蕨は嫁に食わせるな」の例文
- 五月蕨は嫁に食わせるなとか秋茄子は嫁に食わすなというが、嫁をいびるよりうまく付き合った方が介護の心配がなくなる。
- 嫁にどんどん食べさせて元気にし、姑は楽をすればいいのに、五月蕨は嫁に食わせるななんて愚かしい。
- 五月蕨は嫁に食わせるなというように、姑は旬のものを私の口に入れさせてくれない。
- 姑とは仲が悪く、五月蕨は嫁に食わせるななんてことは日常茶飯事だ。
- 五月蕨は嫁に食わせるなというようにいびられているが、音声として証拠に残してあるのでいずれ法廷で戦う。