「合抱の木も毫末より生ず」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
合抱の木も毫末より生ず
【読み方】
ごうほうのきもごうまつにしょうず
【意味】
強大なものでもはじめは弱小だということ。
「合抱」は、両手を広げて抱えるほどの大きさ。「毫末」は、毛の先。極めて小さいもの。
「合抱の木も毫末より生ず」とは、大きなものや偉大な事業も始めは小さいところから始まるという教えだね。
まさに、スタートは小さくても、コツコツと努力を重ねることで大きなものに成長するんやね。
ちっちゃい種から大きな木が生まれるように、私たちも小さな一歩から始めて、大きな目標に向かって進んでいけるように頑張りたいわ~。
【語源・由来】
一抱えもある大木も最初は小さい芽生えから大きくなったものだという意から。
【出典】
「老子」
【スポンサーリンク】
「合抱の木も毫末より生ず」の解説
カンタン!解説
「合抱の木も毫末より生ず」っていうことわざは、とっても大きな木でも、はじめは本当にちっちゃな芽から始まるよ、っていう意味なんだ。
例えばね、公園や山で大きな木を見たことあるよね? でも、その木も、最初は本当に小さな種や芽から育って大きくなったんだよ。これは、大きなことや偉大なことも、小さなスタートから始めることができるということを教えてくれる言葉だよ。
「合抱」というのは、両手を広げて抱えることができるくらいの大きさを指すんだ。一方、「毫末」は毛の先っぽみたいな、すごく小さいものを意味しているよ。
だから、このことわざは、「どんなに大きなものや成功も、小さなステップから始められるよ」というメッセージを伝えているんだね。大切なのは、小さな始まりを大事にすることと、諦めずに続けることだよ。
「合抱の木も毫末より生ず」の使い方
彼にはかなわないな。
合抱の木も毫末より生ずよ。今はかなわなくても一年後は分からないわよ。
僕次第ってわけだね。
今の健太くん次第で大きく成長する可能性があるわね。
【スポンサーリンク】
「合抱の木も毫末より生ず」の例文
- 今は世界的規模のあの企業だって最初は小さかったんだ。合抱の木も毫末より生ずだ。
- 合抱の木も毫末より生ずというが、今は吹けば飛ぶような存在だが、強大な存在になる可能性はある。
- チャンピオンは最初から強かったわけではない。合抱の木も毫末より生ずといい弱い時代もあったんだ。
- 合抱の木も毫末より生ずといい、初めから強くたくましい人なんていない。
- 幼い子の受験が盛んになり親の子への期待は膨らむばかりだが、合抱の木も毫末より生ずだ。一喜一憂せずその成長を見守ればいい。