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【好事を行いて前程を問う勿れ】の意味と使い方や例文(語源由来)

好事を行いて前程を問う勿れ

「好事を行いて前程を問う勿れ」の意味(語源由来)

意味
【ことわざ】
好事を行いて前程を問う勿れ

【読み方】
こうじをおこないてぜんていをとうなかれ

【意味】
見返りを求めて良い行いをするのでは意味がないということ。

「前程」は、将来。前途。
ことわざ博士
「好事を行いて前程を問う勿れ」ということわざは、良い行いをしたからといって、将来の報酬や恩恵を期待してはいけない、という意味があるんだよ。

善行をするのは、報酬を求めるためではなく、純粋にその行い自体が価値があるからだ。

助手ねこ
なるほどな。つまり、良いことをしたからって、あとで何かいいことが起きると思ってたらアカンってことやね。

善行は、その行いそのものが大切やから、お返しを期待せんとこ。何か善いことをするときは、心の中で「これで何かもらえるかも」とか思ってると、それは真の善行ちゃうってことやな。

【語源・由来】
善行をしたからといって将来いいことがあると期待してはいけないということから。

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「好事を行いて前程を問う勿れ」の解説

カンタン!解説
解説

「好事を行いて前程を問う勿れ」っていうことわざは、いいことをしたからといって、これから先、何かいいことが起こることを期待してはいけないって意味だよ。

例えば、友達のために何かを手伝ったとしても、それだけで「じゃあ、次は私のために何かしてよ」と期待しちゃだめだってこと。いいことをするのは、それ自体がいいことだからするんだよね。お礼やご褒美を期待してやるのではなく、純粋に他人を助けたり、善行を行ったりすることが大切だってことを教えてくれているんだ。

「前程」というのは、これからの未来やどんなことが待っているか、っていう意味だよ。だから、このことわざは「善行をするときは、未来のご褒美を期待せず、ただ善行そのもののために行動しよう」ということを伝えているんだね。

「好事を行いて前程を問う勿れ」の使い方

ともこ
ゴミ拾いをするなんて偉いわね。
健太
良いことをすると、良いことがあるかもしれないからね。
ともこ
好事を行いて前程を問う勿れよ。下心があるのはよくないわ。
健太
そうなの?無欲で善行を積まないといけないんだね。難しいなあ。
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「好事を行いて前程を問う勿れ」の例文

例文
  1. お小遣いがもらえるからお手伝いをするのではだめだ。好事を行いて前程を問う勿れといい、母を助けたいという思いから行動するべきなんだ。
  2. 見返りを求めるのは良くない。好事を行いて前程を問う勿れだから、神様はそんな人に報いてくれない。
  3. 好事を行いて前程を問う勿れというが、調査書に書くためにボランティアをするシステムは教育上よろしくない。
  4. 良い人と思われたいから良いことをするようでは良い人になれない。好事を行いて前程を問う勿れというよ。
  5. モテたい一心で善行をするのは、好事を行いて前程を問う勿れというので良くないと思う。きっとモテないよ。

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