「御所の御成りはすわすわ半時」の意味(語源由来)
【ことわざ】
御所の御成りはすわすわ半時
【読み方】
ごしょのおなりはすわすわはんとき
【意味】
実現しそうでなかなか実現しないこと。
まるで、もうすぐバスが来るやろと思って待ってても、なかなか来へん感じやね。焦れったいけど、そんな時もあるわな。
【語源・由来】
身分の高い人の御成りは、今おいでになると言われてから一時間はかかることから。
「御所の御成りはすわすわ半時」の解説
「御所の御成りはすわすわ半時」っていうことわざは、何かが実現しそうだけど、実際にはなかなか実現しない、っていう状況を表しているんだよ。
たとえば、みんなで遊びに行く約束をして、みんなが「もうすぐ来るよ!」って言ってるのに、実際には1時間も待たされるような状況を想像してみてね。
このことわざの中にある「御所」っていうのは、昔の大切な場所や宮中のこと。「御成り」は、とっても大切な人がどこかへ行ったり、どこかから来たりすることを表しているんだ。「すわすわ」は、びっくりしたり、驚いたりするときの声。そして「半時」は、今の時間の中の半分、つまり1時間ってこと。
このことわざは、大切な人がどこかへ行くときや来るときに、「もうすぐ来るよ!」って言われても、実際には1時間も待たされることがあるっていうことからきているんだよ。つまり、何かがもうすぐ起こりそうだけど、実際にはなかなか起こらないことを表しているんだね。
「御所の御成りはすわすわ半時」の使い方
「御所の御成りはすわすわ半時」の例文
- 公約に掲げながら、御所の御成りはすわすわ半時で実現されないまま政権交代した。
- ホームドアを設置するとされながら、御所の御成りはすわすわ半時でまだ設置されていない。
- 校舎を建て替えると聞いていたのに御所の御成りはすわすわ半時のように、まだ着工すらされていなくて僕の在学中には実現しなさそうだ。
- 年金問題や少子化対策は、御所の御成りはすわすわ半時だ。いつ実現するのかな。
- 御所の御成りはすわすわ半時で待ちくたびれた。