「軍者ひだるし儒者寒し」の意味
【ことわざ】
軍者ひだるし儒者寒し
【読み方】
ぐんしゃひだるしじゅしゃさむし
【意味】
軍法者や儒学者は立派なことを言うが、金儲けは下手で衣食に困ることを皮肉ることば。
「軍者」は、用兵戦術を研究する人。「ひだるし」は、ひもじい。「儒者」は、儒教を研究する人。
「軍者ひだるし儒者寒し」という言葉は、兵学者や儒学者が理論や学説に精通している一方で、日常の金銭的な生活がうまくいかないことを指しているんだ。
なるほど、学びは大切やけど、それだけでは日常の生活がうまくいかない場合もあるんやね。
どんなに頭がいい人でも、現実の世界での生活スキルも必要やな。学問の道と現実の生活、両方大切やね!
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「軍者ひだるし儒者寒し」の解説
カンタン!解説
「軍者ひだるし儒者寒し」という言葉は、ちょっとおもしろい意味を持っているよ。
この言葉は、兵学者や儒学者、つまり、戦術や儒教に詳しい人たちが、どんなに立派な知識や学問を持っていても、日常生活の中での金の使い方や生活のやりくりが下手で、食べ物や暖かい服が足りないことを、ちょっと冗談混じりに言っている言葉なんだ。
「軍者」とは、戦術や軍事に関する知識を持つ人のこと。「ひだるし」とは、空腹である、つまりお腹がすいているって意味。そして「儒者」とは、儒教に詳しい人のことを指していて、「寒し」は寒い、つまり、温かい服がなくて寒さを感じるって意味だよ。
要するに、この言葉は「どんなに頭が良くても、生活のセンスや金のやりくりが下手な人もいるんだよ」ということを、ちょっとユーモアを交えて言っているんだね。
「軍者ひだるし儒者寒し」の使い方
学者は研究費が足りなくて自腹を切ることがあるんですって。
軍者ひだるし儒者寒しだよね。研究費を国からもらうには言葉巧みじゃないとだめなんだよね。
軍者も儒者も研究に関しては一流だけど、交渉はうまくなさそう。
専門家はそういうところがあるよね。
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「軍者ひだるし儒者寒し」の例文
- テレビで偉そうなことを語る学者を見るたびに、軍者ひだるし儒者寒しだと皮肉りたくなる。
- 軍者ひだるし儒者寒しというから、子供には尊敬されなくても金に困らない職に就いてほしい。
- 上から目線に語る割には、軍者ひだるし儒者寒しなんだよ。
- 立派な学説を語るのに、なぜか軍者ひだるし儒者寒しで貧しい。その学説と頭脳を金に換える方法を編み出せばいいのに。
- 高説を垂れるのに、軍者ひだるし儒者寒しだ。尊敬できないな。