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【雲を摑むよう】の意味と使い方や例文(語源由来)

雲を摑むよう

「雲を掴むよう」の意味(語源由来)

意味

【慣用句】
雲を掴むよう

【読み方】
くもをつかむよう

【意味】
物事があまりにもよくわからなくて現実味がなく、とらえどころのないこと。

ことわざ博士
「雲を掴むよう」という表現は、物事が非常に理解しにくく、現実感がなく、とらえどころのない状態を指すんだよ。
助手ねこ
つまり、何が何やらさっぱりわからへん状況やな。それが現実なのかどうかもよくわからへん、モヤモヤする感じ。

まるで雲をつかもうとしても、結局手に残らへんみたいに、何をつかめばいいのかさっぱりやな。

【語源由来】
雲はつかめそうに見えるが、実際は水滴のかたまりなので、つかめないことから。

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「雲を掴むよう」の解説

カンタン!解説
解説

「雲を掴むよう」という表現は、何かがぼんやりとしていて、はっきりしない状態を言うんだよ。

雲って、見ることはできるけど、手を伸ばしてつかもうとしてもつかむことはできないよね。だから、「雲を掴むよう」っていうのは、本当に何が何だかよくわからない、つかみどころがないことを表しているんだよ。

たとえばね、先生が難しい問題を出してきて、答えが全然思いつかないときや、大人が難しい話をしていて何を言っているのかさっぱり分からないときなんかに、「これは雲を掴むようだ」と言うことができるんだ。

つまり、この表現は、「何が何だか分からないくらい、物事があいまいでつかみどころがない状態」を表しているんだよ。

「雲を掴むよう」の使い方

ともこ
健太くん。帽子を落としたのは、どの辺りでいつ落としたのか見当がつかないの?
健太
うーん。学校に行く途中だから、通学路の途中だと思うんだけど、あの日は、母さんのおつかいでおばあちゃんの家にも寄ったからちょっと見当がつかないなあ。
ともこ
もう。それじゃあ雲を掴むような話じゃないの。あれっ。健太くん。そのバッグに入っている帽子は、もしかして今探している帽子じゃないの?
健太
ああー。本当だ。こんなところに入っていた!
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「雲を掴むよう」の例文

例文
  1. そんな雲を掴むようなことばかり言っていないで、もっと具体的で、実現可能な話をしてくれないかな。
  2. 君が今言った話は、雲を掴むようなもので、簡単に信じることはできないよ。
  3. 手掛かりは、彼女ののこした静岡に行くという言葉だけで、雲を掴むような話だが、とりあえず静岡に彼女を探しに行くしかない。
  4. あの人の言うことを聞けばお金持ちになれるなんて、そんな雲を掴むような話、信じちゃいけないよ。
  5. 目撃されたのは、白い車という事だけで、車種もナンバーも分からないという中での捜査は、雲を掴むような話だ。
  6. 名前も分からないが、昔彼女を助けてくれた背中に傷のある少年を探したいだなんて、雲を掴むような話だが、依頼料が高額だったので引き受けた。