「口には関所がない」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
口には関所がない
【読み方】
くちにはせきしょがない
【意味】
何を言っても自由だということ。
だから、言葉の力は強いとも言えるわね。でもその分、責任も大きいから、言葉を慎重に選んで使わないと、たちまち問題になったりすることもあるのよ。
言葉には魔法のような力があるから、その魔法を良い方向で使いたいわね。
【語源・由来】
人の口にはことばの出入りを調べる関所などないという意から。
【類義語】
・口に地代は出ない
・口に年貢は要らぬ
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「口には関所がない」の解説
カンタン!解説
「口には関所がない」っていう言葉は、人の言うことを止める門やバリアーはない、っていう意味なんだよ。
考えてみてね、昔は道に「関所」というところがあって、そこを通るときには検査を受けたり、許可をもらわないと先に進めなかったんだ。でも、私たちの口にはそういう関所はないから、好きなことを自由に言うことができるんだ。
だから、この言葉は「自分の思ったことを自由に言える」という意味で使われることが多いんだね。ただ、自由に言えるからと言って、他人を傷つけるようなことは言わない方がいいよね。
「口には関所がない」の使い方
インターネット上には好き勝手な発言が多いわね。
口には関所がないからね。
このままでいいのかな。
言論の自由が保障されているからね。
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「口には関所がない」の例文
- 口には関所がないからといって、何でも言って良いわけではない。
- 好きに発言すればいい。口には関所がないのだから。
- 誰にも彼の発言を止める権利はない。口には関所がないから自由だ。
- 口には関所がないのだからと、好き勝手は発言をしていると口は禍の門となる。
- 「好きに発言しても構わない。口には関所がないからな」と言っていたから諫言したのにキレられた。
人はどんなことでも自由に言えるという意味で、口から出る言葉を制限するものは存在しないという意なんだ。