「軍は和にあって衆にあらず」の意味(出典)
【ことわざ】
軍は和にあって衆にあらず
【読み方】
ぐんはかにあってしゅうにあらず
【意味】
戦いに勝つには心を一つにすることが大事で、兵の数ではないということ。
数だけ増やしても、みんながバラバラやったら力を発揮できへんてことや。これ、チームワークの大切さを教えてくれる言葉やね。
【出典】
「孟子」にある「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」をふまえたことば。
「軍は和にあって衆にあらず」の解説
「軍は和にあって衆にあらず」っていう言葉、簡単に言うと、「戦いや事業で大事なのは、たくさんの人数ではなく、みんなが仲良く、一致団結していること」って意味なんだよ。
考えてみてね、たくさんの人がいても、みんながバラバラで意見が合わなかったり、お互いに協力しなかったら、力を発揮できないよね。でも、人数が少なくても、みんなが心を一つにして協力し合えば、すごく強い力を出すことができるんだ。
この言葉は、戦いの場面だけでなく、学校のクラスや会社、スポーツチームなど、どんなグループの活動にも当てはまることばかり。大切なのは、たくさんの人数や力じゃなくて、みんなが一緒になって目標に向かって努力すること。和の力、つまりみんなの心が一つになることが、一番の強さだよね。
「軍は和にあって衆にあらず」の使い方
「軍は和にあって衆にあらず」の例文
- 軍は和にあって衆にあらずで、数は問題ではない。
- 大企業だから勝てるわけではない。軍は和にあって衆にあらずだから結束が大事だ。
- レッドカードで一人退場になったが、軍は和にあって衆にあらずだ。十人の心を一つにして最後まであきらめずに戦う。
- 数で劣るが軍は和にあって衆にあらずというから、勝つことも夢ではない。
- 軍は和にあって衆にあらずという。数だけの烏合の衆は敵ではない。
実際には、みんなが一致和合して心をひとつにすることが、真の力を生み出すんだ。これは、事業などの他の活動にも同じことが言えるんだ。