「禿が三年目につかぬ」の意味(類義語)
【ことわざ】
禿が三年目につかぬ
【読み方】
はげがさんねんめにつかぬ
【意味】
好きな人の禿げた頭は、三年間気にならない。
「禿が三年目につかぬ」とは、人は好きになった相手の欠点や短所を、初めのうちは気にならない、あるいは見過ごすことが多いという意味の言葉だよ。
へー、そうなんや。最初は好きやから、相手のちょっとした欠点とか気にならんけど、だんだん時間がたつと「あれ?」って思うようになるんやね。最初のうちはみんないいところばっか見えるけど、だんだん現実が見えてくるってことか。
愛情があれば、小さいことは気にならんけど、気づいたときにちゃんと受け入れるかが大事やね。
【類義語】
・痘痕も靨
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「禿が三年目につかぬ」の解説
カンタン!解説
「禿が三年目につかぬ」という表現は、好きな人や親しい人の欠点である禿頭(はげ頭)も、その人に対する愛情や慣れがあれば、時間が経つにつれてその欠点が気にならなくなる、つまりはじめのうちは気になるけれども、時間が経てばその欠点を受け入れられるようになるという意味のたとえ話なんだ。
このことわざは、人間関係において親密さが増すにつれて、相手の欠点や短所が次第に受け入れられるようになるという現象を指摘しているんだ。最初は気になるかもしれないけれども、時間と共にその人の良い面がより重要になり、小さな欠点は大きな問題とは見なされなくなることが多いんだよ。
「禿が三年目につかぬ」は、親密な関係においては、愛情や慣れによって人々がお互いの欠点を容認し、それ以上に相手の良い面を大切にすることを示しているんだ。それは、長期的な関係や絆の中で、相手の全てを受け入れることの美しさや重要性を強調しているんだね。このたとえは、人間関係における寛容性や理解、愛情の成熟を象徴しているんだ。
「禿が三年目につかぬ」の使い方
僕の彼女はかわいいなあ。
禿が三年目につかぬってね。
四年経ってもかわいいはずだよ。
四年目の朝、恋の魔法が解けて恋は盲目だったって知るのよ。
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「禿が三年目につかぬ」の例文
- 健太くんは性格に難があるが、禿が三年目につかぬから恋するともこちゃんは気に留めていないようだ。
- 禿が三年目につかぬとか、痘痕もえくぼっていうけど健太くんには彼女の欠点が見えていないようだ。
- 何故親が結婚を反対するのか、子供には分からない。なぜなら禿が三年目につかぬというように、恋の病にかかったものは冷静に判断できないからだ。
- ともこちゃんには彼が世界一のイケメンに見えるらしいが、禿が三年目につかぬっていうように、いつかダメ男だと気付くだろう。
- 禿が三年目につかぬというが、健太くんはいつになったら恋の熱病からさめるんだろう。