「鼻の先の疣疣」の意味(類義語)
【ことわざ】
鼻の先の疣疣
【読み方】
はなのさきのいぼいぼ
【意味】
邪魔に思えるが、取ることもできないもののこと。
なるほど、そういうことかいな。つまり、目立って邪魔なんやけど、簡単には何ともできへん困った問題や状況を言うんやな。
鼻の先のいぼみたいに、いつも目について気になるけど、すぐに解決できないことを例える言葉やね。そんな厄介なもんもあるもんやなぁ。
【類義語】
・目の上の瘤
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「鼻の先の疣疣」の解説
カンタン!解説
「鼻の先の疣疣」という言葉は、目の前にあって邪魔だが、簡単に取り除くことができないものや状況を表すことわざだよ。これは「目の上の瘤」と同じような意味を持っているんだ。
この表現は、直接的には鼻の先にできたいぼのようなものを想像させるが、比喩的には、身近にあって常に気になるが、簡単には解決できないような問題や困難な状況を指しているんだ。たとえば、身近な人間関係での悩みや、仕事上の厄介な問題などがこれに当てはまるよ。
「鼻の先の疣疣」という言葉は、その問題が常に視界に入り、常に意識してしまうことを表しているんだね。しかし、その問題を解決するのが難しいために、ただ困惑し続けるという状況を示しているんだよ。
このように、「鼻の先の疣疣」ということわざは、避けがたい問題や困難に対して、どう対処すべきかというジレンマを表すのに使われる言葉なんだね。
「鼻の先の疣疣」の使い方
彼さえいなければ、僕が学校の人気者なのにな。
健太くんにとって彼は、鼻の先の疣疣なのね。
目障りでしょうがないよ。
彼は歯牙にもかけないと思うけど。
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「鼻の先の疣疣」の例文
- あのビルさえなければ富士山が見えるのに、まるで鼻の先の疣疣だな。
- 織田信長は鼻の先の疣疣だから、本能寺で討ち取ってしまおう。
- 鼻の先の疣疣のような彼女さえいなければ、この職場が大好きなんだけど。
- 兄弟は血縁関係にあるが、近いがゆえに鼻の先の疣疣と感じられることがある。
- 幸せになるにはこの鼻の先の疣疣をどうにかするしかないが、どうにもできない。
このことわざは、身近にあるがどうしようもない問題や困難を表す際に用いられるんだ。