「腹八分目に医者いらず」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
腹八分目に医者いらず
【読み方】
はらはちぶめにいしゃいらず
【意味】
満腹になるまで食べないで、八分目にしておくことで健康でい続けることができること。
そうすれば、身体にいいし、病気にもなりにくいってことやな。これは、適量を知る大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源由来】
暴飲暴食の戒め。
【類義語】
・腹も身の内(はらもみのうち)
・腹八分に病なし(はらはちぶにやまいなし)
・大食は命の取り越し
【英語訳】
Allow thy belly what thou shouldst, not what thou mayest.(胃袋には与えうるものでなく、与えねばならぬものを与えよ)
「腹八分目に医者いらず」の解説
「腹八分目に医者いらず」っていう言葉はね、お腹をパンパンにいっぱいまで食べ物を詰め込むのではなくて、ちょっと空きを残すくらい、だいたい8分のところで食事を止めると、体調も良くなるよ、っていう意味なんだよ。
例えばね、大好きなお菓子があっても、全部一気に食べちゃうと、お腹が痛くなったり、体調が悪くなったりすることがあるよね。それと同じで、食事も一度にたくさん食べすぎると、体に負担がかかるんだ。
でも、食事は「腹八分目」で止めておくと、体に余計な負担をかけずにすんで、元気でいられるんだよ。だから「腹八分目に医者いらず」っていうのは、つまり「食べ過ぎないことが、体を健康に保つ秘訣だよ」っていうことを教えているんだね。
「腹八分目に医者いらず」の使い方
「腹八分目に医者いらず」の例文
- 腹八分目に医者いらずということを守っていれば、きっと胃腸を壊すことはないだろう。
- 腹八分目に医者いらずをいつも心がけているから、太りすぎることはない。
- 彼女の料理はとてもおいしいけれど、腹八分目に医者いらずと思い食べ過ぎないように心がけている。
- 母は夕飯の後には必ず甘いものを食べている。腹八分目に医者いらずだと話しているのに、やめる気はないようだから健康が心配だ。
【注意!】間違った例文
「腹八分目に医者いらずというから、給食はのこしてもいいんだよ。」
つまり、適度な食事量を心掛けることで、健康を維持できるという教えなんだ。