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【針の筵】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
針の筵

【読み方】
はりのむしろ

【意味】
まるで針を植えた筵に座らされているように、いたたまれない気持ちをいうことば。不面目なことをしでかして自責の念に駆られながら人の前にいる状態の時などに使う。

【語源・由来】
針を植えた筵(いぐさ・がま・わら・竹などで編んだ敷物)の意味。

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「針の筵」の使い方

健太
教室のガラスが割れていて、僕が第一発見者だったんだけど、みんなに犯人は僕だと疑われて針の筵だったよ。
ともこ
まあ、大変だったわね。でも、みんなも決めつけるなんてひどいわね。
健太
そうなんだ。だって、ガラスは部屋の中に散らばっているから、外から衝撃が加えられたはずだし、四階の教室だよ?僕には無理だよ。
ともこ
それはおかしいわね。じゃあ、今から名探偵ともこちゃんと一緒に現場に行きましょう。

「針の筵」の例文

  1. 子供が熱を出すたびに、会社を休むと、あからさまにため息をつかれて、針の筵に座るようなつらさを味わう。
  2. 僕のミスのせいで、みんなで残業することになってしまい、針の筵に座っているような気分だった。
  3. 今回の僕の失態を思うと針の筵に座る思いです。
  4. 会社の不正問題が報道されてから、社員は針の筵に座らされているような毎日が続き、社員証を外す社員までいる。
  5. 僕のせいで、彼が行方不明になったと思うと、毎日、針の筵だ。