「八十八夜の別れ霜」の意味(語源由来)
【ことわざ】
八十八夜の別れ霜
【読み方】
はちじゅうはちやのわかれじも
【意味】
八十八夜の頃に降りる霜は季節の最後に降りる霜で、これ以後は降りないとされる。
「八十八夜の別れ霜」というのはね、八十八夜の頃に降る霜のことで、この時期に降る最後の霜だよ。この後は、霜が降ることはなくなるんだ。
ほな、つまりこの「八十八夜の別れ霜」っていうのは、春から夏にかけての変わり目を教えてくれるサインみたいなもんやな。
これが降ったら、「もう寒いのはおしまいや!」って宣言してるようなもんか。結構ポジティブな話やね、これは。
【語源・由来】
「八十八夜」は、立春から88日目。陽暦の5月2日頃。
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「八十八夜の別れ霜」の解説
カンタン!解説
「八十八夜の別れ霜」という言葉は、春から初夏にかけての季節の移り変わりを表しているんだ。立春から数えて88日目の頃、つまり陽暦で5月2日ごろを指す「八十八夜」は、農業においてとても重要な時期で、この頃に降る霜を「別れ霜」と言って、この後はもう霜が降りないことを示しているんだよ。
この時期は、お茶の収穫期とも重なり、日本では「八十八夜の新茶」として知られているよ。新茶の収穫が始まる兆しともされていて、農業にとって大事な転換点を示しているんだ。
「八十八夜の別れ霜」は、春の終わりを告げ、これから本格的な夏に向かっていく自然のリズムを感じさせてくれる言葉なんだね。この霜が降ることで、農作物にとっても安全な季節が来たというサインとも取れるんだ。だから、この言葉は自然と人間の生活が密接に結びついていることを感じさせてくれるんだよ。
「八十八夜の別れ霜」の使い方
八十八夜の別れ霜というから、これからはあたたかい日が続くんだろうね。
あたたかいどころか、最近の5月や6月は真夏のように暑いわよね。
確かに梅雨をとばして夏が来るようになったね。
温暖化のせいで変わってしまうことわざが多いでしょうね。
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「八十八夜の別れ霜」の例文
- 八十八夜の別れ霜という、しばらく霜が降りることは無いだろう。
- 八十八夜の別れ霜といい、五月になっても霜が降りる日がある。
- 八十八夜の別れ霜というけれども、今年は暑いからその心配はなさそうだ。
- 八十八夜の別れ霜というので、霜が降りる可能性があることを念頭に置いて農作業をする。
- 五月の霜は大災害になりかねないことから、八十八夜の別れ霜といって戒めている。